元・育休パパが子育て支援とか考えつつ日々を記すblog

児童福祉施設の相談員として子育て支援・家庭支援に携わるようになったものの、第一子誕生を機に、自分自身の子育て・家庭が疎かになることへの危機感を抱き、子育てしつつ足元を見つめ直す必要を感じ、一年間+αの育児休業を取得 ⇒ 周囲の多大なる協力もあり、無事に育児休業を終えて職場復帰 ⇒ 3年後の第二子誕生時にも2か月の育休 ⇒ 時短勤務継続中。そんな人が第一子育児休業開始時から書き始めて、その後も不定期だったりまとめて書いたりしながらボチボチ続けているブログです。

覚書

日本人は、春眠だけでなく、暁を覚えるかどうかではなく、とにかくもっと寝たほうがいい

今月初めに、こんな報道が。 mainichi.jp いつまで夜やねんってつっこみたくなるくらい光の当たらなかった、「日本人寝なさすぎ問題」に少し光が差した。 厚生労働省が、年齢に応じた必要な睡眠時間について、エビデンスに基づき、新たなガイドラインを出し…

入学準備をしながら感じた「小1の壁」

ここ最近、就学前健診やら、入学説明会やら、体験入学やらが毎月のようにあり、しかもそれがすべて平日なので、共働きの我が家は仕事を夫婦で工面し合って参加したり、各書類の準備に追われたり、学童の申し込みをしたりしながら準備をしていた。 具体的に挙…

危うい最後の発表会

昨日、息子氏の最後の生活発表会だった。 思い返せば、昨年は、息子氏は初めてのインフルエンザにかかった療養明けで一日登園したら生活発表会というなかなかのギリギリっぷり。 childcare-support.hatenablog.jp 今年はどうなるか・・と思っていたら、生活…

子育てにおける「質」と「量」

一時保護所に国が統一基準を設けるという報道から、子育てや子育て支援における「質」と「量」について思うことを、先月少し書いてみた。 childcare-support.hatenablog.jp 冒頭の記事に書いたように 子育てのあり方に高い「質」を求める以前に、子育てに人…

「主張強め」な昨今の娘氏

何となく、今年で保育園の卒園&小学校入学で何かとある息子氏の陰で、 Blog上も投稿が少なくなりがちだった娘氏(2歳半)の近況を書いてみる。 最近の娘氏は、一言でいうと「主張強め」。 さすが二人目、といった感じ。 あと、発達的にも、自我が目覚めてく…

息子氏からの初手紙なSpecial Day

今週末、ライフワークにしている勉強会の仲間たちとのリアル飲み会があった。 去年にあったイベントを終えた後の打ち上げ 兼 新年会。 家で子どもたちを見てくれている妻に感謝しつつ、 スペシャルな楽しい時間を過ごし、ほろ酔い気分で気持ちよく帰宅。 ・…

12月の真ん中は、結婚記念日

今年は10周年の節目でした。 式をした会場がレストランもやっているので、毎年記念日辺りの週末に食事をいただいていた。 10年を振り返ってみて、前半5年は懐かしさを味わいながらだったものの、後半5年は子どもがいながらなので、なかなかせわしなく、でも…

入学届、だしてきた

今週、地域の小学校に、入学届を提出してきた! いやー、いよいよか、という感じ。 先月、役所から「就学通知書」が来て、この1週間で、入学届を学校に届けてください、というアナウンスがあったのでいってきた。 そこで就学前健診やら体験入学の日取りを聞…

睡眠不足と子育て

ふと子育てと睡眠について考えてみたくなったので覚書をまとめておく。 30万部超のベストセラーとなった、「スタンフォード式 最高の睡眠」。職場の先輩に紹介されて、数年前に読んだのを、最近読み直した。 この本では、睡眠の重要性や、良い睡眠について、…

子育て中の人にとっては当たり前のことを建設的に議論する大切さ

最近、子育てや子育て支援関連のニュース・報道を 多く目にするようになってきた気がする。 自分がそういう方向に関心があるためバイアスがかかっている面もあるだろうけど、 異次元の少子化対策やら、こども家庭庁ができる流れやらもあるとは思う。 childca…

子育てにお金をかける、というプロセスを辿るまで

厚生労働省が2月28日に公表した人口動態統計(速報値)によると、 2022年の出生数が、ついに80万人を割りこんだ(79万9,728人)。 2016(平成28)年に、1899(明治32)年の統計開始以来、 出生数が初めて100万人を割ったこと(97万6,978 人)が大いに報道さ…

「子育ての社会化」に向けて

少し前に、「こども家庭庁」のことを書いてみた。 日本の子育て関連の報道やら議論がその後も盛んなので、その中で、 「家族主義」に関して思うことを書いてみる。 日本は、子育てについて「家族主義」だと言われることが多い。 www.newsweekjapan.jp こども…

リスキリング、できたらいいよね

リスキリング(Re-skilling)とは、その名称のとおり、 「スキル・技能を再習得する」こと。 これまでも、いろんな理由で経済界にはそれなりに流布していた言葉であるらしい。 ・企業のデジタル化を進める取り組み(DX:デジタルトランスフォーメーション) …

「こども まんなか」にして、どうなる?どうする?

1月23日、今年4月1日に発足予定の「こども家庭庁」のロゴマークが発表された。 www.nikkei.com そこには温かみのあるオレンジ色で、 「こどもまんなか こども家庭庁」 と書かれている。 小倉担当相がその後、「こどもまんなか」社会に向けた方針などを …

新年早々、「異次元」という新たな世界について考える

明けましておめでとうございます ・・・新年だからこそ、新たなことに目を向けたいところですよね。 そんな中、岸田文雄首相が1月4日の年頭記者会見で2023年の重点政策として、 「異次元の少子化対策」を挙げました。 mainichi.jp ・・・これを受けて、SNSや…

ありがた制度は、きっちりチェックしておく

出産・子育ての行政手続きが、全面デジタル化する流れができているとのこと。 これは・・・実現したらめちゃありがたいし、もっと拡充してほしい。 www.yomiuri.co.jp 私自身、保育園に入るための手続きに、あまりに辟易として デジタル庁に頼りたい思いがあ…

虐待は、断罪したら終わりではない。

この1週間ほど、どうしても放っておけないニュースが世間をにぎわせている。 12月4日、 静岡県裾野市の「さくら保育園」で、 園児への暴行容疑で30代の保育士3人が逮捕された。 www.nhk.or.jp 保育士たちがとった虐待行動が、しつけのつもりだと言えてしまう…

全国デビューした息子氏

タイトルの通り、息子氏が全国デビューした。 ・・・息子氏は、家でよく流れているEテレの、 おかあさんといっしょ(以下、おかいつ) 「からだ☆ダンダン」体操をよく一緒に踊っていた。 歌とかダンスとかは、興味をもって見ているうちに覚えるらしい。 そこ…

時短勤務の給付金の検討

娘氏の誕生に伴う育休明けからの時短勤務を継続中な私には朗報。 nordot.app 父母ともにフルタイムで子育てをするって、 家事育児の分担も含めて、なかなか大変。 今のところ、私も妻も、時短勤務を行っている。 背に腹は代えられない状況ゆえの判断だが、 …

一人で立つ、ということ

娘氏が、1歳2か月を過ぎてきて、気づけば手を引いて歩けるようになってきたり、 いつの間にやら立ち上がってたり。娘氏自身も、自分で立っちができて嬉しそう。 ポヨンと座っては、再び立ち上がったりして遊んでいる。 うまく立っちができると嬉しそうに笑う…

運動会への感謝と疑問

週末、息子氏と娘氏の保育園での運動会があった。 息子氏については、ダンスをしっかり覚えて踊っていたし、 成長が垣間見れるので微笑ましい。 娘氏については、案の定ギャン泣きはしていながらも、 何だかイベントに参加できたような楽しさがある。 ご時世…

自分にかけられた「呪い」とともに生きる

子育てにおいて、自分が育ってきた環境って、 ある種の「呪い」のように作用するな、って思ったりすることがある。 私は、職場で第一号の男性育休取得者であり、当時は、 男性が長期間の育児休業をとるということは、社会的にもかなり珍しかった。 それから…

公文にノリノリな息子氏のモチベーション

前回、保育園にようやく慣れてきた娘氏のことを書いたが、 息子氏も、新たな環境・スケジュールに慣れてきたようだ。 つまりは、療育・公文に行く日を、毎週1回に決めていたのが、 いい形で定着してきた。 しかも公文は、週1回行く以外にも、宿題が5回分…

「しつけは問答無用に行わない。しつけにこそ問答が必要。」

前々回・前回に引き続き、こんな格言を思いついた。なんだろう、ここ数回の格言ブーム。 今書きながら思うこととして、この間、妻が育児休業から復帰したり、それでも娘氏がちょいちょい保育園を休んだりで日々がとってもバタバタしている分、思考の渦に逃避…

「誉めるときは人を。叱るときは行動を。」

前回に引き続き、こんな格言を思いついた。 子育てにおいて、褒めるって大事って言われますよね。 効果的な褒め方って、それこそペアレント・トレーニングなどの文脈で ひたすら口酸っぱく言われることである。 もう少し具体的なことを言うと、 結果を褒める…

「大人になりたいのが子ども、子どもでいたいのが大人」かもしれない

こんな格言を思いついたので覚書。 8月は、娘氏の入園からの保育園の洗礼に振り回される日々だった。 そんな中で、家では妻が娘氏との関わりが増える分、 息子氏との関わりは私の割合が必然的に増えてきていた。 そんな中で、息子氏が「僕はパパったんより大…

デジタル庁に真っ先にしてほしいこと

娘氏が、来月で1歳になる・・・めでたいめでたい。 というのはさておき、娘氏が1歳になるまでを予定していた、 妻の育児休業がもうすぐ終わる。 ・・・ということは、保育園の申込みだ!! 分かってはいながら、書類の準備が遅れていた。 慌ててしまうまで…

家事の時間<育児の時間

息子氏が生まれてから半年足らずの時期に、 「家事と育児は、そもそも別のタスクだし、 どちらも行えることは当たり前ではない!!」と悟った。 childcare-support.hatenablog.jp そして、議論を一歩進めて、家事と育児、 どちらにより時間とエネルギーを費…

発達検査と療育

保育園で「手がかかる子」認定をされていた息子氏。 3歳児健診で、いちおう発達検査を取ってみるか、という話になった。 ・・正直、子どもの発達の専門家である自分は、 息子氏の言葉が出たりするのが少しゆっくりだという感覚は早い段階からあった。 なの…

育児休業が取得しやすくなるように

新年度らしく、男性の育児休業取得に向けた大きな一歩! ・・・となりそうな法令が施行された。 可決された時の私の記事はこちら↓ childcare-support.hatenablog.jp 細かく紹介している記事は数多あるので、正確な情報はそれらに譲るとして、 ざくっとした個…