2週間前に5年通った保育園の卒園式を終えて、「小1の壁」の一つである学童保育にも無事に登録できたり、児童発達支援にかわり4月から通う放デイの手続きなど入学準備が整ってきて、ようやく来たぞ新年度。
「はじめまして」がいっぱいな息子氏の新年度である。
・・ちょうど1年前、初めてのことに不安が強すぎる息子氏に大いなる懸念を抱いた。
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ある意味で、昨年度は1年かけて、息子氏が初めてのことでも楽しめたり、小学校入学に向けた”のりしろ”をいかに大きめに確保できるかを試行錯誤してきた1年間ともいえる。
入学式は来週だが、今週既に、学童保育と、放課後等デイサービスが始まった。
学童保育は、地域の子どもが多いが、息子氏は保育園の学区が全く違うのでほぼすべての人が「はじめまして」。
学童保育では数多のお兄ちゃんお姉ちゃんとの「はじめまして」となる。
そして学童保育では、学年分けされる小学校以上に混然一体の様相を示す。
放課後等デイサービスは、そもそもが就学以降のサービス。
息子氏がいた児童発達支援の時間帯に同じ学年の子どもはいなかったので、そこにいる子どもたちはお兄ちゃんお姉ちゃんも含めて、みんな「はじめまして」になる。
児童発達支援と同じ事業所に通えることになったので、先生方は共通なのが有難い。
あとはどんな入学でもそうだが、それまでは一番上(保育園では年長さん)だったのが一番下の学年になる。
これまた保育園に入園した1歳時点以来の経験。
さてどうなる!!
・・・と思いながら、ある意味で親が一番ドキドキしていたのだが、いざ始まってみたところ、今のところ、杞憂で済んでいる。
あくまで今の時点では、ではあるが。
・・・そういえば、息子氏は、ある意味で、非常に人懐っこいのだ。
しばらく忘れていたのだが、昔から、初めて会うお兄ちゃんやお姉ちゃんには、親がヒヤヒヤするくらい自分から近寄っていくことが多かった。
さらに、かつての息子氏は、初めてのタスクや状況にはビビり倒していたが、それもだいぶ改善された。
最近の息子氏を見ていると、初めて会う人(年齢・性別問わず息子氏が関心を持った人)の近くに何も言わず近寄り、ただ恐竜のポーズをとって佇んでいるので周りからすれば意味が解らなかったり、たまたま一緒に遊ぼうという話になっても、自分がやりたいゲームを展開したりしようとするのでスベリ倒しはしている。
例えば、息子氏は最近やたら子ども同士で「恐竜鬼ごっこ」をやりたがるのだが、完全オリジナルルール。
何回か聞いていると、どうやら自分が恐竜という鬼役で、恐竜の真似をしながら他の子どもたちをただ追いかけるだけ、というゲームがしたいらしい。
鬼役が他の子を捕まえて鬼が交代したりといったことがないので、周りからしたら面白くない。
ただ追いかけっこをしているだけで楽しい年齢の子どもくらいなら訳も分からず付き合ってくれることもあるが。
・・・それでも、息子氏の特性がいい意味で奏功し、周囲の雰囲気を良い意味で読み取らず、次から次に出会いを求めていく。
アプローチの仕方にはやや課題があるのだが、いろんな人と関わる上では、数撃てば当たるように、たまにうまいこと遊べる子どもがいて、なんだかんだ楽しく遊べていることも多いようだ。
まずはスタートは無事に切れたようで、よかったよかった・・・。
ひたすらこの4月を心配していた1年前の自分に、
大丈夫!その努力は間違っていない!きっと何とかなるから諦めないで!
と伝えてあげたいと思う。
さて次の関門は入学式だ!!