元・育休パパが子育て支援とか考えつつ日々を記すblog

児童福祉施設の相談員として子育て支援・家庭支援に携わるようになったものの、第一子誕生を機に、自分自身の子育て・家庭が疎かになることへの危機感を抱き、子育てしつつ足元を見つめ直す必要を感じ、一年間+αの育児休業を取得 ⇒ 周囲の多大なる協力もあり、無事に育児休業を終えて職場復帰 ⇒ 3年後の第二子誕生時にも2か月の育休 ⇒ 時短勤務継続中。そんな人が第一子育児休業開始時から書き始めて、その後も不定期だったりまとめて書いたりしながらボチボチ続けているブログです。

「大人になりたいのが子ども、子どもでいたいのが大人」かもしれない

こんな格言を思いついたので覚書。
 

 

8月は、娘氏の入園からの保育園の洗礼に振り回される日々だった。

そんな中で、家では妻が娘氏との関わりが増える分、

息子氏との関わりは私の割合が必然的に増えてきていた。
 

 

そんな中で、息子氏が「僕はパパったんより大きくなるで!」

といったことをちょいちょい言ってくれていることに気づく。
 

 

四十路となっても不惑どころじゃない私ではあるが、息子氏からすると

大きい存在なんだな~としみじみしたり、素直に嬉しい思いはある。

 

あと、もっと大きくなりたい!というのって、なんというか、

とっても子どもらしい感じがして、何とも愛おしくなる。
 

 

・・・そこから、自分はちょっと休みたかったり、ゆっくりしたくなったり、

なんなら自分が家事に勤しんでいる中で、息子氏が玩具で遊んでいるのをみると、

ちょっと羨ましかったりするな、とふと思う。
 

 

 

こういうのっていつから切り替わるんだろう、とふと考えを展開してみる。
 

思春期くらい・・はまだ、大人ばっかりずるい!って思ったりして、

早く大人になりたかったりする。

 

でももう少し進んで、大学生になってきて、社会人が目前となってくると、

もっと子どもでいたいな~今のうちにもっと遊びたいな~って思ったりもする。

 

少なくとも私はそうでした。
 

 

・・・青年期という発達段階は、近代以降の概念だとされている。

さらに言えば、中世以前、「子ども」は、

大人の言うことを聞くことができるようになったら

働き手として、いわば「小さな大人」として扱われていた。

日本でわかりやすい例は、丁稚奉公とかかな。
 

それが、仕事の多様化・高度化・複雑化の流れができてきて、

働くまでの訓練期間が必要だということで、

子どもに教育を受けさせる学校制度が広まり、

高等教育も、先進国ほど一般的になっていく。

 

そんな中で、青年期は、子どもと大人の間の期間として誕生した。

 

 

そういう意味で、青年期というのは、

「子ども」と「大人」が重なる時期ともいえる。

 

子どもの世界が徐々に喪失していくと、子どもが羨ましくなるし、

大人の世界に入っていく前は、大人が羨ましい。

 

・・・なので、現代社会においては、

「大人になりたいうちはまだ子ども、子どもでいたくなったらもう大人」

なのかもしれない。

 

 
あーもっと遊びたい(笑)。