元・育休パパが子育て支援とか考えつつ日々を記すblog

児童福祉施設の相談員として子育て支援・家庭支援に携わるようになったものの、第一子誕生を機に、自分自身の子育て・家庭が疎かになることへの危機感を抱き、子育てしつつ足元を見つめ直す必要を感じ、一年間+αの育児休業を取得 ⇒ 周囲の多大なる協力もあり、無事に育児休業を終えて職場復帰 ⇒ 3年後の第二子誕生時にも2か月の育休 ⇒ 時短勤務継続中。そんな人が第一子育児休業開始時から書き始めて、その後も不定期だったりまとめて書いたりしながらボチボチ続けているブログです。

新年早々、「異次元」という新たな世界について考える

 

🎍明けましておめでとうございます🎍

 

 

・・・新年だからこそ、新たなことに目を向けたいところですよね。

 

 

そんな中、岸田文雄首相が1月4日の年頭記者会見で2023年の重点政策として、

「異次元の少子化対策」を挙げました。

mainichi.jp

 

 

・・・これを受けて、SNSやらネット界隈は大バズり。

 

 

著名人も含めて、これまで本気じゃなかったんだとか、

同日に発表された東京都の月5000円支給の件も合わせて、

桁が違うのではとか、いう意見がいっぱいある。

 

 

個人的にも、出生率が危機的状況だからというより、

防衛費増税による世論の反発というか支持率の危機的状況が

声明の後押しになった感を持ってしまう。

 

 

だって、子育て界隈の予算の少なさは、

"ずっと”先進国の中でもかなりの低水準であるし、

"ずっと”出生率は危機的状況だったから、

なんでこのタイミングで本気になるの?・・と考えたり、

今更感というか、遅きに失している感は、どうしても否めない。

 

 

もちろん、そもそもの予算が少なすぎるので、

子ども家庭庁が新設される年でもあるという話題作りだろうが何だろうが、

予算増額は、やれるだけどんどん行ってほしい。

それこそ、「異次元」なほどに。

 

 

・・・タイミング的にどうしても比較される防衛費くらい、

もしくはそれ以上の上げ幅はないと、国民感情としては納得しにくい。

だって、本気になったらそれくらいの予算はつけられることを、

自らの手で証明しちゃったもん。

 

 

あとは、少子化対策は緊急的に解決すべき事案である一方で、

子育て支援についても、合わせて検討することが必須かなぁと思う。

 

・・・以前に書いたことがあるように、

子育て支援にはお金もかかるが、経済効果もある

 

 

新たな次元軸と共に、新たな世界にいけるのか。

 

今のところは、まだまだだとは思うが、こうやって

いろんなところで話題になったり、

具体的な議論・試算・計画が進んでいくことは、とても大事だと思う。

 

 

是非、有効性のある展開を望んでいます。

 

 

 

年末のいただきもので、真の力が試される

12/28、娘氏が保育園からウイルス性の胃腸炎をいただき急病診療所にかかった

 

12/29は、私も妻も仕事が休みで、娘氏の看病をしつつ、

息子氏にも休みなのに申し訳ないが家でゆっくり過ごしてもらっていた。

 

 

・・・そして、恐れていたことが現実になった。

 

 

12/30 妻が仕事の日で出勤した後、息子氏、朝食をすべて嘔吐。

 

二人の服はもちろん、カーペットとソファも犠牲になり、洗濯祭りとなる。

 

 

洗濯機を回して、中一日の急病診療所へ。

 

診察の結果、やはり娘氏のウイルス性の胃腸炎をもらったのでしょうと。

 

・・・ですよね、やっぱり。

 

薬を飲んでも嘔吐しちゃうので、座薬の薬出します、とのことだが、

娘氏のときは別の医師に飲み薬を出されていたことには、触れないでおく。

 

だって大人だから。

症状は同じでも別の薬だって、使い分けますよ。えぇ。

 

 

そんなこんなで、病児ケアをなんとかこなして、

昼寝も多めに取り、夕食の準備をして、

妻も帰ってきて、一日を終える。

 

・・・あれ、私、食欲なくて、夕食が全く食べられない。

そして下痢。

 

 

・・・うん、私ももらったね。

 

 

そんなこんなで、息子氏と私は、大晦日も一日ろくにご飯は食べられず、

娘氏のために買っておいたゼリーを、息子氏と分け合う大晦日

 

年越しそばは、ちょっぴりいただく。

蕎麦のように長く生きられるような、健康は、とっても大事だから。

 

 

 

・・・そんな中、妻は全くの無症状。

 

 

 

原因を考えていた結果、

妻が定期購入しているヤクルト1000の効果かもしれない、との結論に。

 

うん、2022年の流行語大賞にノミネートされるくらいだからね。

www.nikkansports.com

 

 

思わぬところで2022年を振り返ることになりながら、一年を終える。

 

 

来年が、良い年になりますように・・・。

 

 

 

保育園の年内最終日のいただきもの

 

12/28で息子氏・娘氏が通う保育園が年内最終日を迎えた。

 

・・・その日は妻がお迎えに行ってくれたのだが、帰りのバスで娘氏が急に嘔吐。

それも2回。

 

 

19時に私が帰宅してから、この時間に空いている病院を探す。

かかりつけ医は・・しまっている時間だ。

ネットで近隣の小児科を調べる。

 

お、ここは20時まで開いている・・と行ってみる、

・・・診療時間が短縮になっており、

19時半で閉まってしまった。

 

くそう、電話してから行けばよかった。

 

 

こうなると・・・・あそこしかない。

 

 

息子氏が保育園に行き始めて最初の冬休みにも、お世話になった

「急病診療所」。

 

・・・しかし調べると、通常の病院が空いていない時間帯に開くところなので、

21時から開始だった。

 

その間「♯8000」(子ども医療電話相談事業)に電話して、

今できることはないか相談。

kakarikata.mhlw.go.jp

 

嘔吐物で窒息しないように首を横に向けつつ、

やはり診察にかかったほうがいいとのこと。

 

なるほど。

・・お、娘氏は疲れていたのかチャイルドシートで寝ている。

 

 

ということで、妻には息子氏の入浴・食事をすすめてもらいつつ、

開所時間を待って、急病診療所で診察してもらう。

 

 

・・・・結果、ウイルス性の胃腸炎だろうとのことで、

飲み薬(胃腸薬)を処方してもらう。

 

まぁ変な病気でもなさそうでよかった。

 

 

しかし、息子氏といい、冬休みになると急病診療所にいくって

デジャブ過ぎて、なんだろう。

 

休みにどっと疲れが出るタイプなんかな、我が子どもたちは。

 

 

もうちょっと日ごろから、ボチボチいこうぜ。子どもたち。

 

 

ありがた制度は、きっちりチェックしておく

 

出産・子育ての行政手続きが、全面デジタル化する流れができているとのこと。

 

これは・・・実現したらめちゃありがたいし、もっと拡充してほしい。

www.yomiuri.co.jp

 

 

私自身、保育園に入るための手続きに、あまりに辟易として

デジタル庁に頼りたい思いがあふれたことがあった。

childcare-support.hatenablog.jp

 

同じことを何度も手書きするなんて、

どこぞの有名人がサインしてるねんっていまだに思う。

 

行政手続きだけでなく、園への手続きなどにも発展させていってほしい。

 

 

あともう一つ。出産育児金の増額について。

www.nikkei.com

 

こっちは・・・大事ではあるが、内閣の支持率低下を食い止めるため感が強い。

 

実際に上げ幅が大きいことや、確かに従来の金額では不足するケースがある

というのも存じ上げてはいます。

 

とはいえ、子育ては出産からが本格スタートなので。そこだけでもなぁと思うし、

あまり効果は薄い気はする。

育児休業給付金が増額されたときにも似たようなことは感じた

 

もちろん、こういった一つ一つの積み重ねは大事だし、

出産・育児に関する制度充実が支持率向上につながるという風潮自体も

以前にはなかったことなので、さらなる波及効果を期待したい。

 

 

・・・どこで聞いたか忘れたが、一人の子どもが無事に育って働いたら、

生涯賃金は億単位になるしそこから税金もしっかりとれるのだから、

子どもが生まれたら最初に1千万円くらいポーンとあげたらいいんだ!

という意見に、変に納得したことがある。

 

 

将来の日本に必要な資源として、

しっかり投資をしていける国であってもらわないと、

自分たちの首が絞まってしまう。

 

日本としてかけられる資源量は限られているし、

『ない袖は振れぬ』というのは真理なので、

どこにコストをかけるか、しっかり見極めてもらわないと。

 

そして一国民として、その動向もしっかり見極められるよう、

要チェック!しておきたいと思っています。

 

 

 

 

虐待は、断罪したら終わりではない。

 

この1週間ほど、どうしても放っておけないニュースが世間をにぎわせている。

 

12月4日、 静岡県裾野市の「さくら保育園」で、

園児への暴行容疑で30代の保育士3人が逮捕された。

www.nhk.or.jp

 

 

保育士たちがとった虐待行動が、しつけのつもりだと言えてしまう状況。

それらの行動が容認・放置されてしまう集団力動。

それでもお別れが嫌だという園児たちの気持ち。

 

想像するほど、気持ちが揺さぶられる。

 

 

 

 

元保育士たちが行った行為は、絶対にいけないこと。

 

 

ただ、その元保育士や保育園を断罪して終わる問題でも、絶対にない。

 

 

 

自分自身も児童福祉施設に勤めていて、

給与に見合わない忙しさと人手不足により、

ぎりぎりの状態でケアを行う保育士さんをよく見てきた。

 

構造的に問題があるのは、火を見るより明らかである。

 

特に配置基準が低すぎる問題は、すでにあちこちで議論になっている。

www.nhk.or.jp

 

積み重なった疲労や余裕のなさは、人から冷静な判断力を奪う。

 

すると、おかしなことをおかしいと気づけなくなる。言えなくなる。

 

 

これは、家庭内でも十分に生じうること。

 

だから、ワンオペ育児が当たり前になってはいけないし、

子育て支援・家庭支援の拡充は、今後の日本に絶対に必要。

 

 

 

あと、そういった余裕のなさに加えて、

複数人の大人がいる保育園では、社会心理学でいうところの

【傍観者効果】も生じていたと思う。

(参考:傍観者効果 - Wikipedia

 

 

 

・・・学校でのいじめにも、傍観者効果が生じるとされる。

 

おかしなことをおかしいと言えることはとても大事だが、

いじめの告発をイメージするとわかるように、

それにはとても勇気がいることでもある。

 

おかしいことはおかしい、いけないことをいけないと

直接言えるような関係や、言い方の工夫。

言っても関係が壊れないと感じられるような土壌・雰囲気・風土。

言われる側の受け入れる余裕の醸成。

 

 

傍観者効果の防止は

多層的に取り組む必要があるし、

それらは一朝一夕では培われない。

 

ちなみに、フィンランドで行われているいじめ対策プログラム『Kiva』は、

傍観者への働けを重点的にしたプログラムで、有効性が認められている。

 参考:フィンランドの教育改革・中 いじめを「傍観」させない(読売新聞オンライン)

 

 

さらにいえば、これらは最初から出来て当たり前ではない。

 

こういった知識のアップデートや第三者の介入など、

風通しのよさのようなものも必要かもしれない。

 

何より継続的な教育の機会が必要だが、保育士さんは忙しすぎて

学ぶ時間や体力もなかなか確保しにくい。

 

 

・・・親でも保育士でも、国の将来を担う子どもを育てる人たちが、

誇りと自信、専門性、そして余裕を持てるように。

 

 

そのために自分に何ができるか、さらに考えを深めていきたいと思う。

 

 

 

 

発熱で体感した母の存在の大きさ&器の小さい父。

 

娘氏は、最初こそ発熱祭りだったが、

今では月に何回か休むかどうかくらいで、

思ったより早く免疫がついてきた。

 

そして再び発熱したのが、いつもと違う点が一つ。

 

・・・今回は、妻も発熱した。

 

妻は、季節の変わり目に体調を崩しやすいのもあったのかもしれない。

娘氏が生まれてから、ちょっと体調を崩すことはあっても、

高熱は妻も久しぶりで、かなりしんどそうだった。

(ちなみに妻も娘氏も、幸い?陰性ではあった)

 

要は、この1週間ほど、妻と1歳の娘が風邪をひいてダウンし、

4歳でやんちゃ盛りの元気な息子も含めて、

それぞれ質の異なるケアを展開する日々でした。

 

 

 

仕事の調整をしつつ、元気な息子氏を保育園に送りながら、

病院受診やご飯の準備、家事等々をこなしつつ、

なんとか妻・娘氏が回復するに至ったのだが、まぁやはりきつかった。

 

何がきついって、体力的にもだが、全くセルフケアに充てる時間がないところ。

私は、一人の時間がないと、心が荒む

 

セルフケアは大事だと強く思っているし何なら妻にも求めている自分ではあるが、

無理なもんは無理だったんだ。

 

 

・・・あと、結構きつかったのが、夜の寝かしつけ。

勤務などの都合上、妻がすることが多かったが、

さすがに高熱の妻に任せる気にはならず、

しばらく自分が一手に担うことにする。

 

そして妻にはゆっくり休んでもらえるよう、

別室で寝てもらうことにした。

 

・・・のだが、息子氏も娘氏も、

母がおらず父だけに寝かされることに

そりゃあもう泣いて嫌がること。

 

まぁそれなりに、おそらく一般男性以上に

家事・育児にコミットしてきた自負のある自分なので、

最初は「いいよ、別室で寝なよ!」「全然大丈夫!」と

ドヤ感すらあるくらい、何ならマウントとれるくらいだったのが、

終わってみて、やはりワンオペはきつかった・・。

 

 

 

今回のことで、息子氏&娘氏にとっての、母の存在の大きさを再確認した。

 

いや、再確認させてもらった、貴重な経験だと思っておく。

 

 

だから神様、あまり試練は与えんといてください(切実)

 

 

 

 

全国デビューした息子氏

 

タイトルの通り、息子氏が全国デビューした。

 

 

・・・息子氏は、家でよく流れているEテレの、

おかあさんといっしょ(以下、おかいつ)

「からだ☆ダンダン」体操をよく一緒に踊っていた。

 

歌とかダンスとかは、興味をもって見ているうちに覚えるらしい。

 

そこで、ふと画面を見た時、コロナ渦で視聴者参加ができない

おかいつが、動画募集をしていることを知る。

 

息子氏に、いつものように踊っているところを

撮影させてもらい、いざ投稿。

www.sukusuku.com

 

まぁ宝くじを買うような、面白半分での投稿だったので、

しばらくして忘れていたのだが、投稿してから数か月後、

不意にこんなハガキが届いた。

 

・・・採用された!!?

 

正直忘れていたのでびっくり。

 

 

とはいえ嬉しいことに変わりはない。

親戚・友人や保育園に、つい触れてまわる。

 

そして今週が、放送日だった。

 

朝からカメラをセットしてLIVE視聴。

 

 

・・・息子氏、十数秒程度だが確かに映っている。

あづきお姉さんとまことお兄さんと共演を果たしている!!

 

 

 

パパ、感激っす。

 

 

・・・まぁあえて言えば、もっとうまく踊れていたところはあるけどね。

 

「恐竜になるよ~ガオ~!」のところとか、最後の「ホッ」のポーズとか。

 

 

まぁみんなとのバランスを見て、

ここをチョイスされたってところかな(←親バカ)

 

息子氏、もってるね~