「育児休業給付金」とは、育児休業中に雇用保険から支払われる給付金である。
それが増額されるらしい。
記事の最後に
加藤勝信厚生労働相は10日の記者会見で「(給付金は)他国と比べ、相対的に高い水準という認識だ」と述べ、引き上げに慎重な姿勢を示した。
と書かれてあるが、1年強の育児休業を取った私の経験・実感としても、
日本の産休・育休制度そのものは、諸外国と比べてももともと遜色ないというか、
何なら充実しているほう。十分生活していける水準に達している。
詳しくは過去の記事でも書いた。
もちろんこのニュースは、育休とろうとしている人としては
ありがたいニュースだろう、と思う。
ただどこかで、労少なく、具体的にわかりやすいところから
支援を充実させた感を出そうとしている印象をうけてしまう。
むしろその充実した制度が、実際の男性の育児休業取得に繋がっていないという現実について、しっかりと向き合って対策をとるほうがいい気がしてしまう。
・・・ということで、まず手をつけるとしてもソコジャナイ感が否めないのだが、
制度充実は何にせよ良いことであるというのと、さらなる波及効果を願います。