元・育休パパが子育て支援とか考えつつ日々を記すblog

児童福祉施設の相談員として子育て支援・家庭支援に携わるようになったものの、第一子誕生を機に、自分自身の子育て・家庭が疎かになることへの危機感を抱き、子育てしつつ足元を見つめ直す必要を感じ、一年間+αの育児休業を取得 ⇒ 周囲の多大なる協力もあり、無事に育児休業を終えて職場復帰 ⇒ 3年後の第二子誕生時にも2か月の育休 ⇒ 時短勤務継続中。そんな人が第一子育児休業開始時から書き始めて、その後も不定期だったりまとめて書いたりしながらボチボチ続けているブログです。

育児休業給付金の増額

育児休業給付金」とは、育児休業中に雇用保険から支払われる給付金である。

 

それが増額されるらしい。

 

www.sankeibiz.jp

 

記事の最後に

加藤勝信厚生労働相は10日の記者会見で「(給付金は)他国と比べ、相対的に高い水準という認識だ」と述べ、引き上げに慎重な姿勢を示した。

と書かれてあるが、1年強の育児休業を取った私の経験・実感としても、

日本の産休・育休制度そのものは、諸外国と比べてももともと遜色ないというか、

何なら充実しているほう。十分生活していける水準に達している。

 

詳しくは過去の記事でも書いた。

育児休業給付金と「8割」の壁 

意外ともらえていた給付金 

 

 

もちろんこのニュースは、育休とろうとしている人としては

ありがたいニュースだろう、と思う。


ただどこかで、労少なく、具体的にわかりやすいところから

支援を充実させた感を出そうとしている印象をうけてしまう。

 

むしろその充実した制度が、実際の男性の育児休業取得に繋がっていないという現実について、しっかりと向き合って対策をとるほうがいい気がしてしまう。

 

・・・ということで、まず手をつけるとしてもソコジャナイ感が否めないのだが、

制度充実は何にせよ良いことであるというのと、さらなる波及効果を願います。

 

2歳の誕生日

 

立春の日に2歳の誕生日を迎えた息子氏。

 

共働きの平日に誕生日会をしたいという親心の代償は、

必然的なバタバタ。

 

 

しかもちょっと体調良くなかったかもな息子氏の関心は、

ケーキよりも飾り(2と書かれたバルーン)にいってしまったり、

残ったケーキを健康診断前日の父ががっつりいただくことになったり、

眠ってからうっかり誕生日プレゼントを渡し忘れていたことに気づいたり。

 

・・・来年は休みの日にしたいね。

 

 

あと誕生日プレゼントとしては、

とりあえず徐々に言葉が増えてきた息子氏に

「はじめてのずかん」(講談社)を贈った。

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なんだかんだ都会っ子な息子氏は、リアルな動物やら鳥やら虫やらを

見る機会はNHKと動物園くらいだったりする。

 

やっぱり息子氏の「ゾウさん!」「キリンさん!」「ライオン!」

みたいな言葉って聞きたいじゃないですか。

 

はじめてのずかんにひとしきり慣れた上で動物園に凱旋すれば、

そりゃあもう息子氏はきっと楽しいでしょう。

 

息子氏も楽しめて、息子氏の成長を楽しみにする親のためにもなる、

我が家ながら良いプレゼントだと思う。

 

めでたし、めでたし。

保育所に預けていたほうが病気の治りが良くない?

 

保育園の先生から、ふとタイトルのようなことを言われた。

 

専門柄、つい反射的に「そのエビデンスは?」と言いたくなる自分と、

大人としてきちんと堪えてスルーする自分。

 

 

保育所感染症の宝庫なので、次から次に病気にかかるというのは事実。

 

それは、平成・令和の乱 やその後の病児保育のいきっぷりを経験した自分にとっては、痛いほどの実感としてわかる。

 

ただ「3歳児神話」といわれるように、子どもが

小さいうちは家庭で保育するほうが子どもにとっていい、みたいな話ならば、

「そんなエビデンスはない」と一蹴したくなってしまう。

 

あえていえば、0歳児保育に関して、出産後、母親からもらった

免疫グロブリン」というのが底をつくと一気に病気にかかりやすくなる、

というのはある(https://jp.glico.com/boshi/futaba/no72/con05_02.htm)。

 

だから、その時期に保育所にいれば、必然的に病気にはかかりやすい。

 

ただそれはそれとしてその時期だけかかりやすいと思って備えればいいし、

感染症にかかろうが、最終的に治って免疫がつけば

子どもにとってはOKだと思う。

 

 

 

・・・まぁ先生が言いたかったのはおそらく、

「だから病気っぽい時は家で見てね」ということ。

 

保育所の先生方がこの時期にピリピリするのは想像に難くない。

 

ただでさえ少ない資源で何とか回している日本の保育所なのだから

 

とはいえ、だからと言って、根拠の薄弱なことを親に伝えて

プレッシャーをかけるのは、戦う相手が違う、と思う。

 

 

いつも思うことだが、

ちゃんと保育業界に予算を回せよ、日本。

 

息子氏、発達検査を受ける

息子氏、言語発達がゆっくりめということで、発達検査を受けることに。

 

やはり結果は気になるので、夫婦そろって仕事の調整をして一緒に行った。

 

 

なんだろうね、役所の、問答無用にこの日時に来いという感じ。

 

せめて選択式にしてくれよ。

 

しかも蓋を開いてみれば、10分程度で終了。

そして、まぁゆっくりめだけど大丈夫でしょう、みたいな簡単な判定返しのみ。

 

つい、仕事の調整をした労力との天秤にかけてしまうが、まぁいいや。

 

 

息子氏が意外と、「目はどこ?」「口は?」みたいな質問に

的確に答えられているところに地味に感動したりとか

プライスレスな時間も過ごせたし、ということにしておく。

 

育児休業を取得した現役大臣

 

小泉進次郎 環境大臣育児休業を取得したことがニュースになっていますね。

 

ご本人のブログ記事はこちら

ameblo.jp

 

ご自身でも書いているように、公職の人の「育児休業」と、

一般的な社会人の「育児休業」は制度などもろもろ違うわけですが、

個人的には「大賛成」です。

 

 

「現役大臣が育児休業取得」という文字面だけで是非を問うのではなく、

育児休業を取る判断・決断に至るまでの経過や必要性について、

ブログにしっかり書かれたことをもとに考えてみてほしいと思います。

 

少なくとも私は、夫として、父として、

確固としたデータやご自身の信念を基に

きちんと判断されていると思います。

 

 

そしてこれをきっかけに「子育て環境」の改善に向けて、

一歩でも二歩でも、日本の歩みが進んでくれたら幸いです。

 

 

追記:

YouTuber芸人であるせやろがいおじさんが、わかりやすく動画にまとめてくれていましたので、リンク貼っておきます。

www.youtube.com

 

 

家事というタスクの多さ

 

こんな本があります。

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「夫が知らない家事リスト」野々村 友紀子 (著)

 

し・・知ってるもんね!!と言い返したくなる「夫」な自分はさておき、

この本は、芸人(2丁拳銃修士)を夫に持ってご自身もテレビで最強妻として

登場する野々村友紀子さんが書かれたもの。

 

購入して読ませてもらいました。

 

 

書かれている家事リストについては、

毎日するものと月とか年に1回とかでいいだろうというもの、

それこそ家庭によって様々だろうな、と思いつつ、

多かれ少なかれ似たようなタスクを段取りをしながら生活を

進めていくのは、並大抵のことではない、と改めて思う。

 

 

去年「育児は仕事の役に立つ」という本を紹介したことがある。

詳しくは↑リンクから記事を読んだり本を買って読んでほしいのだが、

そこでも、時間的制約もある中でいかに夫婦がチームとして連携していくことが

大事かが書かれていた。

 

 

家事育児は決して「ヒトリデ  デキテ アタリマエ」ではないし、

当たり前のようにできているとしたら、

その人は仕事をしたら超・優秀な人だと思う。

 

 

あまり「夫 vs. 妻」みたいな構図は好きではないし、

この本のタイトルはそういった構図を強化させる懸念も感じる一方、

「家事育児」という四文字で語られるものの中のタスクの多さについて

まだ知らない世の男性諸君が、視覚的に目の当たりにするためには、

良い本だと思った。

 

 

 

年末年始に忙しすぎた

 

年末年始、とにかく忙しかった・・・。

 

 

長年、グループホームで暮らしていた祖母が急逝。

 

百歳を目前としていたくらいいだったので、大往生ではある。

 

それで年内に通夜・葬式・初七日まで行うことになり、

高速で何度も数時間かけた往復を行うことに。

 

 

 

ようやく年末が終わった、と思ったら

正月から息子氏が久々の発熱。

 

当然近くの病院はあいていないので、去年のGW、

我が家で起きた平成・令和の乱の時に

お世話になりまくった急病診療所に2度ほど受診。

 

市内の病人がみんなそこにいるので、

いるだけで大人も具合が悪そうになる。

 

そして病院以外どこにもいかないまま、年始休みが終わる。

 

 

仕事をしているほうが楽じゃないか??と思えるくらいの

怒涛の1週間でした。

 

・・まぁ「怒涛」って言っても、誰が悪いわけでもないんやけどね。

 

 

人が生きるっていうのはこういう出来事と

日々付き合っていくことなのだろうなぁ・・・

 

と、よくわからない達観を得たような気になった、

令和初の年明けでした。