こんな本を、育児休業中に読んだ。
(画像はAmazonより)
タイトルにもなっている「育児は仕事の役に立つ」という結論は、
読んでみても、至極納得いくものだった。
著者からすれば「そんな浅い理解してるんじゃねーよ!」っていう
飛び蹴りが来るかもしれないということも覚悟のうえで
ざくっと自分なりにまとめてみる。
・共働き家庭は現代日本で多数派になってきているが、その中では、
育児は仕事以外の時間という「時間的制約」もある中で
いかにスムーズに実行できるかということを余儀なくされている。
・育児は、1人で抱えるのではなく、
家庭内でチームとして協働的に実行し、必要な情報を共有したり、
家庭外の他者とも連携したりすることが肝になってくる。
・さらに育児に積極的に携わることは、職場で必要なスキルの向上や、
人格的成長にすら関わる可能性がある。
・育児の体制をいかに作るかは、職場やパートナーの理解、
そして自身が「助けて」と言えるかどうか、とも関係している。
・・・かなり端折っていますので、詳細知りたい人は読んでください。
育児を経験しなくても、仕事で役立つ人材になることはもちろん可能だが、
育児に向き合い、責任もって育児を進めていく上では、
確かに、仕事にも必要な要素がいっぱいちりばめられているなぁと気づかされた。
あと育児をしていて本当に何度も感じることだが、
育児は一人ですべてするのは無理だし、
いかに育児を一人で抱えずにすむ仕組みづくりができるか、
が育児に携わる人すべてに必要なんだと思う。
そんなことを、改めて確信した。