元・育休パパが子育て支援とか考えつつ日々を記すblog

児童福祉施設の相談員として子育て支援・家庭支援に携わるようになったものの、第一子誕生を機に、自分自身の子育て・家庭が疎かになることへの危機感を抱き、子育てしつつ足元を見つめ直す必要を感じ、一年間+αの育児休業を取得 ⇒ 周囲の多大なる協力もあり、無事に育児休業を終えて職場復帰 ⇒ 3年後の第二子誕生時にも2か月の育休 ⇒ 時短勤務継続中。そんな人が第一子育児休業開始時から書き始めて、その後も不定期だったりまとめて書いたりしながらボチボチ続けているブログです。

家事というタスクの多さ

 

こんな本があります。

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「夫が知らない家事リスト」野々村 友紀子 (著)

 

し・・知ってるもんね!!と言い返したくなる「夫」な自分はさておき、

この本は、芸人(2丁拳銃修士)を夫に持ってご自身もテレビで最強妻として

登場する野々村友紀子さんが書かれたもの。

 

購入して読ませてもらいました。

 

 

書かれている家事リストについては、

毎日するものと月とか年に1回とかでいいだろうというもの、

それこそ家庭によって様々だろうな、と思いつつ、

多かれ少なかれ似たようなタスクを段取りをしながら生活を

進めていくのは、並大抵のことではない、と改めて思う。

 

 

去年「育児は仕事の役に立つ」という本を紹介したことがある。

詳しくは↑リンクから記事を読んだり本を買って読んでほしいのだが、

そこでも、時間的制約もある中でいかに夫婦がチームとして連携していくことが

大事かが書かれていた。

 

 

家事育児は決して「ヒトリデ  デキテ アタリマエ」ではないし、

当たり前のようにできているとしたら、

その人は仕事をしたら超・優秀な人だと思う。

 

 

あまり「夫 vs. 妻」みたいな構図は好きではないし、

この本のタイトルはそういった構図を強化させる懸念も感じる一方、

「家事育児」という四文字で語られるものの中のタスクの多さについて

まだ知らない世の男性諸君が、視覚的に目の当たりにするためには、

良い本だと思った。

 

 

 

年末年始に忙しすぎた

 

年末年始、とにかく忙しかった・・・。

 

 

長年、グループホームで暮らしていた祖母が急逝。

 

百歳を目前としていたくらいいだったので、大往生ではある。

 

それで年内に通夜・葬式・初七日まで行うことになり、

高速で何度も数時間かけた往復を行うことに。

 

 

 

ようやく年末が終わった、と思ったら

正月から息子氏が久々の発熱。

 

当然近くの病院はあいていないので、去年のGW、

我が家で起きた平成・令和の乱の時に

お世話になりまくった急病診療所に2度ほど受診。

 

市内の病人がみんなそこにいるので、

いるだけで大人も具合が悪そうになる。

 

そして病院以外どこにもいかないまま、年始休みが終わる。

 

 

仕事をしているほうが楽じゃないか??と思えるくらいの

怒涛の1週間でした。

 

・・まぁ「怒涛」って言っても、誰が悪いわけでもないんやけどね。

 

 

人が生きるっていうのはこういう出来事と

日々付き合っていくことなのだろうなぁ・・・

 

と、よくわからない達観を得たような気になった、

令和初の年明けでした。

 

 

昨年の漢字と今年の漢字 ver.我が家

 

昨年を漢字で表すならば間違いなく「家」だったと思います。

 

昨年は何と言っても「家」を買い、「家」族三人で新生活を始めた年でありました。

 

息子氏が4月から保育園にいきはじめ、妻も私も仕事をしながら「家」事をどう分担し回すかが大きな課題となりました。

 

何に時間をより使うか熟慮した結果、Time is money の御旗のもと、時短「家」電の購入や宅食の利用を厭わないことにしました。

 

さらに去年は隙間をぬって「家」族療法の研修に割と力を入れて参加してきました。仕事が「家」庭や子育てに関わることなので今更ながらではありますが、新たな学びが色々とありました。

 

・・・そして昨年は、親しくさせてもらっていた伯父と祖母が亡くなった年でもありました。妻と結婚してから冠婚葬祭があまりなかったですが、自分の「家」の文化というものを改めて考えてみたりもした年でもありました。

 

はてさて2020年のオリンピックイヤー。

 

 

今年の漢字をあえて年初めに打ち立てることにしてみます。

 

・・・ずばり「育」。

 

相も変わらず息子氏の子「育」てに追われる一年になると思いますし、親としても「育」ち続けられる一年でありたいと思います。

 

そして職場でも子どもの「育」ちに如何に向き合うかが課題であるとともに、職員さんの人材「育」成にも携わらせてもらっていることもあり、

家庭人としても職業人としても、自らをしっかり「育」てていきたいと思います。

 

 

皆様にとっても、2020年が幸多き一年でありますように!!

 

2度目のクリスマス

 

いつの間にやら息子氏、2度目のクリスマス。

1度目は頑張って?ケーキも作ったけど、息子氏が食べられる食材も多くなっているので、普通のケーキを購入。

 

妻も完全断乳が成功しているので、一緒にスパークリングワインをいただきつつ、

キットを使って作成したローストチキンをいただいてみるなど。

 

 

 

・・・一方で、息子氏は、手足口病による口内炎がひどく、

真っ赤なお花のトナカイならぬ、

真っ赤なお口の息子氏くんでした。

 

 

食べられるものが限られて、ご飯も痛くてなかなか食べれない中、

そんな不遇にも負けずに良い子にしていた息子氏には、

翌朝、サンタさんから素敵なプレゼントが届きました。

 

息子氏がはまりそうな初めてのLEGO

レゴ デュプロ 10847 はじめてのデュプロ "かずあそびトレイン"【送料無料】

 

 

メリクリっす、息子氏。

 

ご飯とカラダ作り

どのご家庭でもあるあるの悩みだと思うのだが、

息子氏には、ご飯をスムーズに食べるときと食べない時の波がある。

 

特に、緑系の野菜は目にするだけで食べようともしない。

あと、初めて食べる系のものも、食べない。

 

子どもにとって新しい未知の食べ物は、本能的に危険だと考えて警戒する

というのは聞いたことがあるし、そういうものだろうとある程度理解しつつ、

可能な範囲で色々な栄養素を食べてもらおうと試行錯誤する。

 

息子氏が食べるメニューの鉄板といえば、

何と言っても肉、そして肉といった感じ。

 

牛・豚・鶏なんでもいい。挽肉だっていい。

焼いてあろうが揚げてあろうが煮てあろうがなんでもいい。

 

さらに肉類があれば、初めて見る形状・調理法でも、全く気にせず、

真っ先にかぶりつく。

 

「肉」強し。

 

 

 

一方で、「卵」は親の強力なパートナー

 

野菜類であろうが、ばれないくらい細かく切って適当に味付けして

卵焼きにしてしまったり、チャーハンみたいにしてしまえば、

息子氏は美味しそうに食べる。

 

野菜の切る細かさが荒いと気付かれてはじかれるのだが、

それでも野菜を摂取してくれる手立てとしては、超・優秀。

 

 

 

 

・・・結論、タンパク質、最強。

 

これからも、息子氏のカラダ作りに大いに役立ってもらいましょう。

 

 

育児とお金

「子育てにはお金がかかる」というのは

なんだか当たり前のような言説になってしまっている。

 

そんな当たり前のようになっている言説に、

あえて疑問を呈することは科学者のお仕事だったりする。

 

そんなアメリカの科学者のお仕事がこちら↓

gigazine.net

 

 

記事の中では、アメリカの事情を書いた2013年の論文が紹介されている。

日本に通じるものが多々あるなと思った。

 

アメリカでは、1人あたりの支出は1970年代から2000年代に倍増した。

一方で、育児の子ども一人あたりの支出は、倍増どころか40年間で約2,000%(約20倍)増加したらしい。

 

理由としては3つ挙げられている。自分なりの解釈も含めてまとめてみる。

 

① 人件費

育児労働者は身近にいる必要があり、賃金自体は他の職種と比べても低い水準ではあるものの、工業製品のように海外の安価な労働力を使うことができない。

つまり、その社会が豊かになれば、その分、人件費もあがる。

 

② 厳しい規制

「子どもは大事」ということがきちんと認識された社会ほど、育児業界に対して「きちんとした規制」がかかる。

すると、育児業界側としては、その規制に見合った水準の施設を準備せざるを得ない。例えば何人の子どもに何人の保育労働者が必要か、というのは、ぶっちゃけ手厚ければ手厚いほど子どもにとっては良い。

ただその手厚さはただでは買えない。

 

③ 不動産

保育には広い場所が必要だけど、都市であるほど広い土地にはお金がかかる。

また、都市に住んでいる親子が、子どもだけ田舎の保育所に、というわけにもいかない。必然的に、不動産の準備にお金がかかる。

 

 

アメリカのマサチューセッツ州では、保育所に子どもを預ける費用は年間170万円(月15万円近く)かかっているらしい。

 

日本の場合も、保護者の給与水準や、子どもの年齢や、自治体の制度などによっても変わるけど、保護者が月に何万円も支払っていることも珍しくない。

 

 

最初に書いた「子育てにはお金がかかる」というのは保護者目線で書いたものだけど、記事の内容は、社会として子育てをする場合にもお金がどんどんかかっていく、のは必然だ、ということ。

 

 

 

こういう話ばかりだと、お金がかかりすぎるという理由で、育児に消極的な社会になりそうだが、

育児への支出は、長期的に見たら社会的な恩恵が大いにある

 

 

2015年アメリカの経済顧問評議会は、幼児教育に1ドル費やすごとに約8.60ドルの社会的利益がもたらされるとしている。

 

日本でも京都大学の柴田悠 准教授が2016年に著した

子育て支援が日本を救う:政策効果の統計分析」という本で、

子育て支援に費用を社会として投じることが社会にとっての長期的利益になることを示している。

 

 

 

育児にはお金がとっても必要だけど、社会として長期的視野に立って、

きちんとコストをかけられるような社会であらねばならない。ケチってはいけない、という話。

 

パプリカを踊るときが変わる

オリンピック応援ソングでありつつNHKでも放送されまくりの

ご存知「パプリカ」。

 

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https://www.youtube.com/watch?\v=T0valuAksuo

 

 

息子氏の保育園でもよく流れたりしているようで息子氏はいつも間にやら習得しており、地蔵盆では地域の子ども達と一緒に踊っていた。

 

・・・といってもサビのところで

両手をお花の形にして上に挙げる”くらいのレベルではある。

 

それで上手だと言われるのだから小さい子って得だよね~

何てことも思いつつ。

 

 

そんなことを思われている息子氏だが、

なんだかんだこれまでは周りに踊る人がいたり、

映像で踊っている人が映っているときにしか踊らなかった。

 

いわゆるモデルが目の前にある状態。

 

 

・・・それが気づけば最近、音楽が流れるだけで踊りだすようになった!!

 

これは観察学習が遂行されたことに他ならぬ。

 

 

 

息子氏を見ていると、なんというか「変わるから分かる」ということがよくある。

 

いろんなことを吸収する準備が息子氏の中でどしどしできていることに

改めて感動する親バカでした。