元・育休パパが子育て支援とか考えつつ日々を記すblog

児童福祉施設の相談員として子育て支援・家庭支援に携わるようになったものの、第一子誕生を機に、自分自身の子育て・家庭が疎かになることへの危機感を抱き、子育てしつつ足元を見つめ直す必要を感じ、一年間+αの育児休業を取得 ⇒ 周囲の多大なる協力もあり、無事に育児休業を終えて職場復帰 ⇒ 3年後の第二子誕生時にも2か月の育休 ⇒ 時短勤務継続中。そんな人が第一子育児休業開始時から書き始めて、その後も不定期だったりまとめて書いたりしながらボチボチ続けているブログです。

親を見つけ、笑い、泣く

 

自分だけ出かけている時に、家に帰ってくると、息子氏がベビーゲートからすごく嬉しそうに笑って迎えてくれる

 

 

なんとも嬉しくなって息子氏を抱っこしてやると、どうやら高い所から周りを見れるのが楽しいだけのようで、私の顔は一切見ずに周囲を見渡す。

 

・・息子氏が、私のことを「高台」として思っているだけのような気がしてしまう。

 

 

かといって、嬉しそうに笑って迎えてくれる息子氏を横目に、荷物を置いたり着替えたりするために息子氏の視界から外れると、息子氏はギャン泣きする。

 

「お~やっぱ抱っこしてほしいのか!?」と思って抱っこすると、息子氏はまた周囲を見渡すだけ。

 

 

いずれにせよ、かえっていつまでも荷物を置いたり着替えたりをしないというのも無理なので、いつかは息子氏を置く。

すると、やはり泣く。

 

 

 

・・・こうやって、私が帰宅してしばらく、息子氏は笑ったり泣いたり忙しいのだが、まったく無関心でいられるよりはありがたいなぁとも思うし、何よりかわいく思えて仕方ない。

 

 

 

初めてのレストラン

 

妻と結婚式・披露宴をあげた式場が、普段はレストランをしているので、

毎年、結婚記念日前後にディナー予約して、初心を思い出すようにしていた。

 

去年ディナーした時に、乳児がいたらさすがに無理かなぁ・・もしかしたらもう最後かなぁ・・なんて思っていた。

 

 

・・今年は正直、記念日近くまで迷った。

 

 

息子氏と妻と、3人で外食はちょいちょい行っているが、息子氏は落ち着いているばかりでもなかったし、他の人に迷惑をかけることも懸念された。

ただでさえレストランという静かに食事をとる場所でもあるので。

 

 

・・ただ個人的にはイベントは大切にしたいほうということもあり、やや渋る妻とも相談(説得?)の上で、ディナーでなくランチの、しかも人が少なそうな平日の遅めの時間に予約して行くことにした。

 

 

 

・・結果的に、息子氏は大崩れすることなく、初めてのレストラン経験を無事に終えることができた。

 

落ち着いた雰囲気のレストランなので、息子氏がつられたのかもしれない、なんて思ったり。 

 

まぁ息子氏の機嫌は日替わりなので単にラッキーだっただけかもしれないが、結果オーライ。

 

 

式場には当時の担当プランナーさんが残っていてくれて、記念日と、息子氏の誕生を祝福していただいた。

 

 

 

大切にしたいことが大切にできるというのは、本当に有り難いことだと思うので、

感謝、感謝である。

 

 

また来年も来れるかなぁ、来たいなぁ。

 

パチパチ

 

息子氏が素敵な芸を覚えた。

 

息子氏に向かって「パチパチ~」と言ったり、拍手して見せたりすると、 

息子氏も、笑顔でパチパチと拍手して返してくれる。

 

 

いないいないばぁもそうだが、息子氏とコミュンケーションを取れている感じが

すごく嬉しくて、これまたものすごく可愛い。

 

さらに気づけば、息子氏が一人で勝手にパチパチして親の注意を向けようとすることもでてきた。

前回の「キー!」とは違い、むしろこの行動は可愛いのでどんどんやってほしいので、なるべく見逃さずに注意を向けて「パチパチしているんやな~」と笑顔で話しかけるようにしている。

 

 

さらにさらに、息子氏のパチパチは、座っている時からしていたが、最近では、

何もつかまらずに一人で立って両手でパチパチしていることもでてきた。

 

そんな時はこちらも本気で「一人で立ってんの!?すごい!パチパチ~!!」となる。

そうすると、また息子氏が笑顔でパチパチ返してくれる。

 

 

 

みんな笑顔。

 

これぞザ・好循環。  

 

 

 

・・そんな好循環なパチパチだが、息子氏の特性を浮き彫りにする役割も果たしてくれた。

 

ある日、テレビを流していたら、息子氏がテレビに向かって笑顔でパチパチすることが何度かあった。

 

何に反応しているのかと画面をみると、

もれなく若くて可愛い女の人が写っている。

 

アイドルだったり女優さんだったり、

素人の女子高生へのインタビューだったりもする。

 

少し前までは「おかあさんといっしょ」のリサお姉さん一択だったが、

守備範囲がかなり広がっている。

 

 

 

・・なんだろう、まだ一歳にも満たない息子氏から「おっさん」をすごく感じてしまう。

 

 

 

 

 

「ブー!」と「キー!」

 

息子氏が発する音声として、最近多いもの二つ。

①「ブー!」

②「キー!」

ただおそらく、それぞれを発する機能というか、息子氏にとっての意味は違う。

 

 

 

①「ブー!」

上唇と下唇の間に舌を挟み、それらを振るわせて発する音。

たぶんこれは「感覚遊び」と言われるような、感覚刺激を得るための行動。

唇が振るえる感じとか、それによって音が聞こえる感じとか、それが面白いんだと思う。

ふとしたときに始めて、いつまでもやっている。

唇の間からよだれがだらだら出ようが気にしない。

 

 

②「キー!」

息子氏ができるであろう精いっぱい大きな金切り声。

たぶんこれは親を呼んだり振り返らせたりする、注意の獲得のための行動。

目の前にいた親が離れたところに移動したりするときによく発せられるが、

とにかくうるさいので、つい振り返ってしまう。

 

 

 

応用行動分析学という分野で言われる「行動の機能」は4つあって、

1 事物を獲得できる

2 回避・逃避できる

3 感覚刺激を得られる

4 注意を獲得できる

のどれか、もしくはその複合であるといわれている。

 

複雑な問題行動であればあるほど、複合的な機能があるとされるが、

息子氏の行動の機能はおそらくまだ単純なほうなので、多分そう。

 

 

 

先日書いたように、循環反応を繰り返すことによって、行動と結果の対応を学習中の息子氏は、こうやって行動したらどうなるか理解して実践しようとしているのだろうなぁなんてしみじみしてみたり、最近、息子氏の発達や行動をこれまで学んだ理論や知識と重ね合わせて楽しんでいる自分がいる。

 

 

 

 

靴下をはかせるとき

冬なので、外にお出かけする時には息子氏に靴下を履かせる。

 

そこで私は、靴下は急いで履かせると危ないということを学んだ。

 

 

・・・大人なら靴下を履くときに、自然と足先をすぼめると思うのだが、

息子氏はまだそんなことはしない。

 

 

結果、どうなるかというと、靴下を履かせるときに急いでパッと履かせようとすると、

息子氏の足の小指が靴下と一緒にもっていかれる

 

 

「あれ?なんか引っかかってるな?」と思って触ったら、足の小指が、足の甲から90度近い角度に曲がっていた時は正直焦った。

幸い、そのときも息子氏は平然としており、息子氏の指の柔軟さに助けられているわけなのだが、

大人が自然と当たり前にやっていることって、最初からできるわけではないんだな、という当たり前のことをしみじみと感じたりした。 

 

「いないいないばあ」というコミュニケーション

最近、息子氏とのお気に入りのコミュニケーションがある。

それが標題の「いないいないばぁ」である。

 

ただ顔を手で隠して「いないいない・・ばぁ」というのもいいのだが、

我が家でお気に入りの方法は、「息子氏参加型のいないいないばぁ」である。

 


たとえば、息子氏と自分との境目を、毛布を広げて見えなくする。

お互い座っている状態でも、何ならこちらは寝転がりながら毛布を自分の顔や息子氏に掛けてもいい。

そこで親が「あれ!?(息子氏)がいない!?どこいった?」と言う。
すると息子氏が、毛布を手でどけてくれる。

再度目が合うと、息子氏「えへぇ~」と満面の笑み

 


・・鼻血が出るくらいに可愛いうえに、何回でもリピート可能

 



このもとになったのは、偶然からはじまった、

いわば「息子氏主体のいないいないばぁ」である。

 

ある日、息子氏がベビーゲートでつかまり立ちをしているとき、

ふと息子氏がしゃがんでゲートで隠れて顔が見えなくなった。

そこで親側が「あれ!?(息子氏)がいない!?どこいった?」と言い、

息子氏が再び立って顔が見えたときに「あ!(息子氏が)おった!!よかった~」と

満面の笑みをする。

親の笑顔が強化子になり、何度かやっていると、息子氏が自分から、

ベビーゲートに隠れていないいないばぁをするようになった。

 

 

その発展バージョンとして、カーテンで隔てられている部屋にそれぞれがいるとき、

息子氏がカーテンをめくったり戻したりをくりかえしたり、というものもある。





生まれたばかりの赤ちゃんにとって、

「目の前にないものはこの世に存在しない」とみなされる。

専門的な言葉でいえば、「対象の永続性」がない
つまり、目の前に見えていたり知覚・認識できているものが、赤ちゃんにとっての世界のすべて。

目の前からいなくなっても、この世にまだ存在する、ということの理解ができない。

 

だから、まだ対象の永続性がない状態の赤ちゃんにとっては、親でもおもちゃでも、目の前になければそれはこの世に存在しない。

見えるところに親がいないということは、自分を世話してくれる人間がこの世にいないということになり、赤ちゃんにとっては生命の危機。だからギャン泣きする。

数日前に書いた、以前は見えないところにおもちゃを移動させればすぐに別のおもちゃで遊んでいたということも、見えなくなったものを諦めずに追いかけるという発想自体ができなかった、ということにもよる。

 

 

そして対象の永続性が身につきはじめるころにヒットする遊びが「いないいないばぁ」である。

親が見えなくなった=この世から消えた、と思っていたものが、

実は消えていなかった!という遊び。

 

そういう意味で、親が思っている以上に、

いないいないばぁは赤ちゃんにとってはスリル満点の遊びだったりする。

 

たとえるならば、ジェットコースターのようなもの。

ジェット―コースターは、実際に落ちたら死んじゃうような高さから、実際には落ちない安全な乗り物に乗りながらスリルを楽しむ遊び。

いないいないばぁは、実際にこの世から消えたら自分が死んじゃうような相手(養育者)が見えなくなってしまう状態から、実際にはいなくならないという安全が確保されているからこそ楽しめる遊び。

つまり、ある意味で、見えなくなっても実際にはいなくならない、という認識が育まれつつあるからできる遊びでもある。

 


息子氏がいないいないばぁを楽しめるようになったのは、息子氏が順調に発達している証であり、
息子氏からいないいないばぁをしかけられるということは、息子氏からすれば、自分から親子間のコミュニケーションを図ることができるようになる。

 

つくづく人間というのは、よくできているなぁなんて思ったり。

 

 

10か月で歯を磨く

生後5か月ごろから離乳食も始まってすでに2~3回食になってきて、生後7か月ごろには歯も生えてきていていたが、なぜか、息子氏の歯のケアのことを忘れていた。

一応、乳歯用の歯ブラシはこんなやつ↓を買っていたけど・・・・忘れていた。

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唾液から虫歯菌に感染しないよう、自分たちが使ったスプーンやらで息子氏にご飯をあげたりはしないように、という配慮はあったものの、なんか唾液が豊富だからそんなに急がなくても・・となんとなく考えていた自分たちもいたり。

 
購入していたことを思い出して改めて歯ブラシセットをよく見ると、

「5か月~8か月用」と、「8か月~12か月用」に分かれていた。

 

 

今日ですでに生後10か月な息子氏。

 

・・・あれ、前者はすでにいらない!?

 

 

 

 まぁ、こういう月齢ごとの目安ってそれに縛られすぎてもよくはないよね・・と、

とりあえず1週間ほど、前者のものを使ってみてから、後者に移行することにした。

 

 

 


うん、赤ちゃんの子育てって、慣れるより前にどんどん状況が変わるから大変だよね~
(←言い訳)