元・育休パパが子育て支援とか考えつつ日々を記すblog

児童福祉施設の相談員として子育て支援・家庭支援に携わるようになったものの、第一子誕生を機に、自分自身の子育て・家庭が疎かになることへの危機感を抱き、子育てしつつ足元を見つめ直す必要を感じ、一年間+αの育児休業を取得 ⇒ 周囲の多大なる協力もあり、無事に育児休業を終えて職場復帰 ⇒ 3年後の第二子誕生時にも2か月の育休 ⇒ 時短勤務継続中。そんな人が第一子育児休業開始時から書き始めて、その後も不定期だったりまとめて書いたりしながらボチボチ続けているブログです。

「ブー!」と「キー!」

 

息子氏が発する音声として、最近多いもの二つ。

①「ブー!」

②「キー!」

ただおそらく、それぞれを発する機能というか、息子氏にとっての意味は違う。

 

 

 

①「ブー!」

上唇と下唇の間に舌を挟み、それらを振るわせて発する音。

たぶんこれは「感覚遊び」と言われるような、感覚刺激を得るための行動。

唇が振るえる感じとか、それによって音が聞こえる感じとか、それが面白いんだと思う。

ふとしたときに始めて、いつまでもやっている。

唇の間からよだれがだらだら出ようが気にしない。

 

 

②「キー!」

息子氏ができるであろう精いっぱい大きな金切り声。

たぶんこれは親を呼んだり振り返らせたりする、注意の獲得のための行動。

目の前にいた親が離れたところに移動したりするときによく発せられるが、

とにかくうるさいので、つい振り返ってしまう。

 

 

 

応用行動分析学という分野で言われる「行動の機能」は4つあって、

1 事物を獲得できる

2 回避・逃避できる

3 感覚刺激を得られる

4 注意を獲得できる

のどれか、もしくはその複合であるといわれている。

 

複雑な問題行動であればあるほど、複合的な機能があるとされるが、

息子氏の行動の機能はおそらくまだ単純なほうなので、多分そう。

 

 

 

先日書いたように、循環反応を繰り返すことによって、行動と結果の対応を学習中の息子氏は、こうやって行動したらどうなるか理解して実践しようとしているのだろうなぁなんてしみじみしてみたり、最近、息子氏の発達や行動をこれまで学んだ理論や知識と重ね合わせて楽しんでいる自分がいる。