妻とふと、今は家事・育児の互換性が結構確保できてきている感じがしていいね、という話になった。
共働き世帯において、家事・育児の「役割分担」は大事だと思う。
ただそれ以上に家事・育児の「互換性の確保」ってのはかなり大事だと、最近思う。
役割分担で言えば、例えば我が家の家事でいえば、風呂掃除やごみ出しは私、みたいな感じで何となく決まっていた。
あと食事の準備は、妻の職場のほうが家から近いこともあり、働いているときは8:2くらいで妻が多めに作ってくれていた。
(ちなみに食事の準備をしなかったほうが皿洗いをするというルールもあった)
お互い一人暮らし経験があったので、他の家事、例えば洗濯・買い物・掃除とかは、どちらも一通りできたので、手が空いたほうがやるシステムだった。
まぁそれぞれで家事について若干のやり方の違いはあるけど、適宜話し合い、擦り合わせながら、何とか回っていた。
・・そこへ、息子氏が加わり、妻の負担が激増した。
育児について、息子氏をあやしたり、おむつを代えるのも、育休のおかげで、どちらもできるようになったけど、授乳はどうしても妻に負担が偏る。
ミルクも飲めるようにしているため、夜間の授乳で妻がしんどそうなときは、まとめて寝られるようにはするものの、母乳:ミルク=9:1くらいで、母乳メインでやっているため、どうしても数時間おきに妻の手が取られる。
そんな我が家で、子どもができて、三人暮らしが始まって、一番自分に必要だったのは(互換性が必要だったのは)・・・「料理スキル」だった。
「たまに」やるのと、「日々」がっつりやるのとでは、大いに違う。
特に、絶賛スキル形成中なのが、食事のメニュー作り。
1人暮らしのときも自炊は多少していたけど、そこまで色々作らず、手軽に済ませたり外食で済ませたりすることも多かったので、あまりレパートリーがないままだった。
同じものばっかりだったら飽きるし、かといって、家でご飯を食べる頻度が増えている分、DINKSだったこれまでのように食費をかけるわけにはいかない。
子どもがいるとおいそれと外食もできん。
そこで、Webを活用して近くのスーパーのチラシで安売り情報をゲットしつつ、Cookpadを最大限活用しながら、レパートリーを絶賛増やし中。
予算も限られるけど、その中で工夫しながら料理していくのは、結構楽しい。
あと一人暮らしの時と違って、美味しかったら反応があるし、料理のモチベーションも上がっていて、好循環。
そういえば、マンガのクッキングパパって好きやったなぁ、ということを思い出した。
目指せ、荒岩一味・・・いや、やっぱり無理。できる範囲でやろう。
やや脱線した。
とにかく、家事・育児の互換性の確保のためには、それらの「スキル」形成の時間が必要だと思う。
ある程度の向き不向きはあるにせよ、どちらかに偏ってしまうと、どうしても不公平感や不満感に繋がってしまう。
逆に、片方が一定時間、家事・育児を請け負えるくらいのスキルを備えていれば、もう片方がその時間休憩出来たりもする。
さらに言えば、育児休業が明けて再び共働きになった時、手が空いたほうが家事・育児をすすめておけたりもできる。
・・・今、できるうちにスキル形成を楽しみながらできるのは、育児休業のおかげだなぁと思う。
感謝、感謝。
引き続き、家事・育児の互換性の確保のために、頑張っていきやす。