元・育休パパが子育て支援とか考えつつ日々を記すblog

児童福祉施設の相談員として子育て支援・家庭支援に携わるようになったものの、第一子誕生を機に、自分自身の子育て・家庭が疎かになることへの危機感を抱き、子育てしつつ足元を見つめ直す必要を感じ、一年間+αの育児休業を取得 ⇒ 周囲の多大なる協力もあり、無事に育児休業を終えて職場復帰 ⇒ 3年後の第二子誕生時にも2か月の育休 ⇒ 時短勤務継続中。そんな人が第一子育児休業開始時から書き始めて、その後も不定期だったりまとめて書いたりしながらボチボチ続けているブログです。

0.1%以下な私

 

先日、このようなネット記事を見つけて、その内容に激しく同意した。

kidsline.me

 

タイトルにある「子育てより大変で素晴らしい仕事はない」というのは、私はすべての仕事を知らないし、やや大げさかなとは思う。

 

ただ、記事の中の発言で、

「自分たちが必死で守らなければならない命が目の前にあって 、それを24時間365日体制でキープしなければいけない。ある意味、相当なブラック企業ですよね(笑)」

「僕はシステム屋さんなのですが、こんなに差し込みが多くて要求水準が高くて、24時間365日全力で保守体制を維持しなければいけない仕事は他にないと思います。 育児はこれまで経験したどんなシステム導入プロジェクトよりもブラックでしたね(笑) 」

といった、家事育児労働のブラックさは、私も過去に書いたように、痛感してきた。

 

 

 

あと長期育休を取るメリットとしてあげられている、

1.子供の成長の喜びを夫婦で共有できる
2.育児の戦力が2倍になる
3.ワンオペできるようになることにより、リスク管理ができる

は、本当にそうだと思う。

 

 

私たちは夫婦二人とも、初めてのことが超、苦手。

もちろん赤子を育てた経験はない、新米パパママだったということもある。

 

それに加えて、たぶん、夫婦そろってビビりなんだと思う。

 

息子氏が生まれて半年たった最近ようやく、お互い「何とかなる・・・かも」くらいに思えるようになってきた。

 

 

結婚しても、独身時代の延長で、家事はできるほうができるときに、みたいな緩い感じでやっていた夫婦が、息子氏が生まれて、試行錯誤しながら、何とか出来ることを増やしていったって感じ。

 

その結果、私でも、たまには妻が休めるように半日くらいなら息子氏を預かることはできるようになったし、料理レシピもずいぶん増えたし、家事育児の手際も良くなったと思う。

 

 

この記事によると、半年以上の長期育児休業をとる男性は、日本で0.1%以下らしい。

 

でも、子どもが生まれることがわかって、自分のライフステージが変わることを強く意識することになる男性はもっと多いと思う。

実際には育児休業がとりたくてもとれない、という人が大多数なような気はしている。

 

人材不足の昨今、私が休んでいる間も、頑張って職場で働いてくれている人がいる。

そのことを意識しない日はない。

 

でも・・・それでも、0.1%以下という数字は、もっと増えてほしい。

 

某バラエティ番組の家電芸人(←番組バレバレ 笑)が、

「家電を育てる…皆で買って、家電を育てて安くさせよう」と言っていた。

 

育児休業に関しても、

「みんなで取って、制度を育てて、取りやすくしていこう」

と割と本気で思う。

 

これってきれいごとでしょうか。