育休中にやりたかったことの一つ、温泉旅行。
共働きでもなかなか旅行に行けないけど、育児休業が明けたら余計、ゆっくり旅行なんてのも難しそうだからなーとの思いから。
片道数時間くらいでいけるとこを探していたら、鳥羽に赤ちゃんオッケーな宿があったので、二ヶ月前に予約していた。
宿の検索条件として、最優先項目としたのは、部屋に露天風呂がついてるとこ。
・・・やっぱ大浴場は息子氏の排便やギャン泣きのリスクがあるので。
値段はそこそこしたけど、「想い出はプライスレス」という魔法の言葉を都合よく使うことにした。
決めた宿の部屋付き露天風呂は、さすがに温泉ではなかったけど、温泉は赤子の肌には強すぎたりもするみたいやし、交代でゆっくり大浴場の温泉に入る楽しみもできるし、ということで許容しました。
一日目
初日は何よりゆっくりとすることを優先に、宿に着いて、お風呂に入って、ご飯食べて寝るだけの予定。
ご飯を作らなくていいって最高。
・・だったはずなのだが、いつもと違う環境だからか、息子氏、普段なら寝るはずの時間になっても、まぁ寝ない、寝ない。
なんか変に興奮して大声出したりもしている。
酔っぱらいみたいにあちこちフラフラして、明らかに眠そうなったりもするのに、寝ない。
付き合いきれなくなった両親は、その間、交代で大浴場でゆっくりする。
結果、息子氏は、普段から数時間遅く寝る。
生活リズムが崩れなければいいけど・・
二日目
朝風呂にそれぞれ入り、景色を堪能しつつ、息子氏にも景色を堪能してもらう。
チェックアウトし、鳥羽水族館へ。
昨日の息子氏の影響で夫婦ともに眠い眠い。
移動中に昼寝をはじめた息子氏とともに、鳥羽水族館の駐車場で、夫婦そろって車のなかで小一時間の仮眠をとり、しっかり充電してからいざ水族館へ。
いやー、息子氏in水族館が写真映えして仕方ない。
帰り際に眠くてぐずるまで、息子氏はいろいろなところで興味を惹かれまくりで、両親もそれに大満足。
大きくなったら間違いなく忘れているだろうけど、ざっと数えても数百枚ほどの写真が、息子氏が楽しんでいた証拠に、きっとなる。
初めてのお泊りに対して、両親のほうが実はドキドキしていたけど、それ以上の思い出ができたので、めでたしめでたしな旅行でした。
追記: お土産について
職場へのお土産は迷ったけど、買わなかった。
「育児休業で休むなら休むで育児に専念しとけよ」とか、
「いいねぇ旅行に行けて・・こっちは大変だったのに」とか、
言われてもいないのに、なんかそんな風に思われそうだと勝手に妄想しているうちに
買うタイミングを逃して帰路についてしまった。
まぁこのBlogは、職場の人も何人か見てくれているので、旅行に行ったこと自体はばれるのだが。
「いいなぁ、せめてお土産でおすそわけしてよ~」 という人がいたら、ごめんなさい。
実際にこれらのことを思う人がどれくらいいるのかどうかわからないが、少なくとも間違いなく、自意識過剰な自分がここにいる。
これらの台詞は、ほかでもない自分の心の内面からでているもの。
・・・わざわざ追記でこんなことを書いている自分自身のことも、嫌になったり、呆れたり。
ある意味で、男性の長期間の育児休業という「普通ではない」育児休業をとっていることに、何となく、後ろめたさというか、自分自身を縛っている考えがあることを自覚した旅行でもあったりもしました。
いつか後輩や部下ができて育児休業をとる人がいたら
「今しか行けないようなとこや旅行にはバンバン行ってかまわんしな!
その代わりお土産だけちょうだい!」って笑って冗談を言ってやりたい。