「これは子育て世帯(特に、共働き世帯・シングル世帯)にとってはどえらいことやで・・」と思ったニュース。
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そのニュースは、2月27日木曜日の夜、突如やってきた。
木曜日の夜という絶妙な時間。
数日前から休校要請についてはニュースでちらほらでてたけど、
こういった決定・報道のされ方は、学校関係者も寝耳に水だろうし、
たった1日で、学年末を急に締めないといけないし、学校としての方向性を決めたりとかも含めて、前代未聞の事態への対応を求められることになる。
職場でもてんやわんや。
今回は保育園・学童保育は対象外とされたとはいえ、子育て真っ最中の我が家としても
他人事だとは到底思えない。
個人的にも色々な疑問があるのだが、一番の疑問は
「政治家のオエライ皆さんの頭の中では、専業主婦が家にいる前提なんだろうか???」というもの。
ググってぱっと出てきたデータでみると、2019年参議院選の当選者の平均54.4歳。
思ったより若いけど、それでも昭和40年(1965年)生まれで、昭和60年くらいまでが未成年だとすると・・・
なるほど、今の政治家さんは、専業主婦がアタリマエの時代で育っている。
さらに当選したての政治家さんより、「オエライ政治家さん」はもう少し世代が上だと想像されるので(ちなみに安倍首相は65歳、麻生財務相は79歳)、
もっともっと専業主婦が当たり前の時代を生きてきた。
だから「日中に家に誰かいるのが当たり前」という前提の要請ができるんだろう、
と思ってしまう。
共働きが当たり前の世代からすれば、直観として
「ほな家で子ども達どうするの?」というのがでてくるはず。
あと、休校要請よりも、満員電車をやめたり会社へのリモートワークやらを要請したりするほうが、人の母数としては多いし、クラスター発生も抑えられる可能性も高い。
(確か、未成年の人口は、2000万人くらい)
それができないのは経済界への忖度だろうか、なんて穿ってみたり。
共働き家庭だったりシングル家庭で働く親御さんの中で
子どもが家にいるから仕事休んでいいよ、となるのは圧倒的に少数派だと
思われるので、親御さんも、色々な思いもありながら、
小中校の子どもを家に放置するしかない、という家庭がどれだけいるだろう。
さらに、虐待などが話題になっている昨今であるが、
どれだけ家庭にリスクがあったとしても、家庭にいなければいけない子ども達。
・・・・想像するだけで、涙が出そうになる。
社会の歪みが、弱い立場の者にしわ寄せがいく、ということの縮図だと思う。
もし仮に、 そこらへんも検討したのだとしたら、可及的速やかに決定してほしい。