元・育休パパが子育て支援とか考えつつ日々を記すblog

児童福祉施設の相談員として子育て支援・家庭支援に携わるようになったものの、第一子誕生を機に、自分自身の子育て・家庭が疎かになることへの危機感を抱き、子育てしつつ足元を見つめ直す必要を感じ、一年間+αの育児休業を取得 ⇒ 周囲の多大なる協力もあり、無事に育児休業を終えて職場復帰 ⇒ 3年後の第二子誕生時にも2か月の育休 ⇒ 時短勤務継続中。そんな人が第一子育児休業開始時から書き始めて、その後も不定期だったりまとめて書いたりしながらボチボチ続けているブログです。

みかんみかんみかん

「みかんのうた」というのがある

www.youtube.com

 

最近、我が家でこの歌が脳内リフレインしまくっている。

 

 

というのも、この冬に息子氏にみかんを与えて以降、

息子氏がみかんにドはまりし、

毎食後にみかんを求めるようになった。

 

あげないと「いーちゃん!!(「みかん」と言いたいらしい)」と泣き叫ぶ。

 

まぁビタミンCは体にいいし、冬場にはありふれたフルーツだし、

そのうち飽きるだろう、とあげ続けていたら・・・

いつまでたっても飽きねーでやんの。

 

 

 

・・・・気づいたらミカンの季節は終わり、店頭にも並ばなくなった。

 

あるのは高級品のハウスミカンだけ。

5個入り500~600円くらい。

 

結果、一個100円くらいするミカンを、いまだに毎日食べている息子氏。

 

 

贅沢な奴だなぁと思いつつ、つい切らさないようにミカンを買ってしまっている自分がいる。

 

 

・・・・甘いなぁ。

努力が報われますように

前回「口は出すけど何もしてくれない人」として、休校措置に伴う保育所や学童へのしわ寄せについて、補助金が必要だろうと書いた。

(実際には補助金もあったらしいことも加筆した)

 

一方で、どこの企業・業者も被害を被っているが、

もともと人材不足が懸念されていた業界は特に危機的だと思う。

 

例えば医療業界。

日本は、海外と比べて病院の数は多くとも病院当たりの医者が少なかったりして、意外に層は薄い。それでも高い医療水準を維持できているのは、医療従事者個々人の誇りと頑張りによっていたからに他ならない。

その中で今回のコロナ騒動があり、医療従事者は、普段以上の業務と、感染してはいけないという危機感の中で、相当のストレスの中にあるのは想像に難くない。

 

そして小売業・飲食業も、テイクアウトや宅配に舵を切らざるを得ない。

配達業は普段の何倍の業務なんだろう。

 

 

イレギュラーな事ばかり、しかもそれが自分のコントロールの範疇を超えているというのは、どうしたってストレスやら疲れやらはたまる。

 

そして特に、子ども家庭福祉業界では、日本の子育てに対する資源の少なさが浮き彫りになっていると思う。

 

自分の職場である児童福祉施設でも、

・感染予防のためのマスク、消毒液の不足。
・トイレットペーパー、ティッシュペーパー、ペーパータオルの確保困難。

・子どもたちが行っている間に行う予定だった業務ができない(てか子ども見ながら別の仕事をするって基本無理)。休めない。

・一般家庭と同じく、子どもも職員も気晴らしとして楽しみにしているイベントごとが軒並みできない。

などなどがある。

 

 

・・・国が組織に補助金を出すにしても、「従業員用の臨時報酬用」という補助金も必要ではないだろうか。

 

先が見えない状況において、即物的なものでも、自分を満たしてくれるものがあれば、それだけで人間は救われる。

 

 

ただでさえ個人の努力に頼ってきた今の日本に、「努力が何らかの形で報われる」という体験はこういうときにこそ大事だと思えて仕方がない。

 

 

保育所とか学童とか「子どもを責任もって見る」系の仕事が、

社会的なインフラであることはもはや疑いようのない事実である。

 

あとは現実をどうするか。

数えだした息子氏

新型コロナウイルス関連で、重苦しいニュースばかりのこの頃。

 

我が家でおきた、ちょっとした事件。

 

昨年のクリスマスプレゼントであげたLEGO

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数字が書かれている汽車みたいなデザインではあるものの、

息子氏にとっては長らく車輪付きのおもちゃとして大活躍していた。

 

それが最近ふと気づいたら、息子氏は1~10まで言えるようになっていた!!

 

まぁ「9」と「10」がほとんど同じ音だったりもするのですが、それはご愛敬。

 

 

大人が何となく数字を読んだりしていたのが通じていたのかもしれない、

と思うと感慨深いものがある。

 

大人も息子氏の成長が嬉しいし、

息子氏も大人が驚いたり褒められたりするのが嬉しいようで、

よく数字を読むようになった。

 

子どもの成長って、基本win-winだなぁってつくづく思う。

 

 

世の中の動きが慌ただしいだけに、こういった我が家のニュースも、

きちんと覚えておきたい、と思ったりした。

口は出すけど何もしてくれない人

前回に続き、新型コロナウイルス関連について。

 

「現場では、口を出すけど何もしてくれない人」は

一番嫌われるというお話。

 

どこの仕事でもそうだと思うが、

現場では「正論を振りかざすだけで、実際の作業等をする人への配慮がなかったり、作業等を手伝えるのに手伝わなかったりする人」は、煙たがれるというか、役に立たない烙印を押されることは必至。

 

OKY(おまえが 来て やってみろ)

と思われることも必然。

 

これは一つの摂理みたいなもんだと思っている。

 

小中校の一斉休校や外出自粛の要請は、批判も覚悟での政治的判断だとしても、

あまりにも「何もしてくれない感じ」をもってしまう

 

 

共働きやシングル家庭で子どもが見れない場合の受け皿になっている。

保育所学童保育にしわ寄せがいっているのは火を見るより明らかなのに

3密を防ぐための補助金を出すわけでもないし。

 

もともと配置人員が少なかったりギリギリでまわさざるを得ない業界だから、

職員さんと子どものストレスたるや大変な事になっていると思う。

 

早急な支援を望みます。

 

 

追記:3/10付で費用補助がされる旨の連絡が出たようです。

  十分かどうかはさておき、思ったより早い動きで助かる。

  ただ、こういった報道こそ、ちゃんとされてほしい。

新型コロナウイルス感染症に関する緊急対応策-第2弾-について(周知)

 

小中高校の休校要請 ⇒ 子育て世帯はどうなる??

 

「これは子育て世帯(特に、共働き世帯・シングル世帯)にとってはどえらいことやで・・」と思ったニュース。

 

www.sankei.com

 

そのニュースは、2月27日木曜日の夜、突如やってきた。

木曜日の夜という絶妙な時間。

 

数日前から休校要請についてはニュースでちらほらでてたけど、

こういった決定・報道のされ方は、学校関係者も寝耳に水だろうし、

たった1日で、学年末を急に締めないといけないし、学校としての方向性を決めたりとかも含めて、前代未聞の事態への対応を求められることになる。

 

職場でもてんやわんや。

今回は保育園・学童保育は対象外とされたとはいえ、子育て真っ最中の我が家としても

他人事だとは到底思えない。

 

 

個人的にも色々な疑問があるのだが、一番の疑問は

「政治家のオエライ皆さんの頭の中では、専業主婦が家にいる前提なんだろうか???」というもの。

 

ググってぱっと出てきたデータでみると、2019年参議院選の当選者の平均54.4歳。

思ったより若いけど、それでも昭和40年(1965年)生まれで、昭和60年くらいまでが未成年だとすると・・・

なるほど、今の政治家さんは、専業主婦がアタリマエの時代で育っている。

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内閣府男女参画局HPより転載

さらに当選したての政治家さんより、「オエライ政治家さん」はもう少し世代が上だと想像されるので(ちなみに安倍首相は65歳、麻生財務相は79歳)、

もっともっと専業主婦が当たり前の時代を生きてきた。

 

 

 

だから「日中に家に誰かいるのが当たり前」という前提の要請ができるんだろう、

と思ってしまう。

共働きが当たり前の世代からすれば、直観として

「ほな家で子ども達どうするの?」というのがでてくるはず。

 

 

あと、休校要請よりも、満員電車をやめたり会社へのリモートワークやらを要請したりするほうが、人の母数としては多いし、クラスター発生も抑えられる可能性も高い。

(確か、未成年の人口は、2000万人くらい)

 

それができないのは経済界への忖度だろうか、なんて穿ってみたり。

 

 

共働き家庭だったりシングル家庭で働く親御さんの中で

子どもが家にいるから仕事休んでいいよ、となるのは圧倒的に少数派だと

思われるので、親御さんも、色々な思いもありながら、

小中校の子どもを家に放置するしかない、という家庭がどれだけいるだろう。

 

 

さらに、虐待などが話題になっている昨今であるが、

どれだけ家庭にリスクがあったとしても、家庭にいなければいけない子ども達。

 

 

・・・・想像するだけで、涙が出そうになる。

 

 

社会の歪みが、弱い立場の者にしわ寄せがいく、ということの縮図だと思う。

 

 

もし仮に、 そこらへんも検討したのだとしたら、可及的速やかに決定してほしい。

 

育児休業給付金の増額

育児休業給付金」とは、育児休業中に雇用保険から支払われる給付金である。

 

それが増額されるらしい。

 

www.sankeibiz.jp

 

記事の最後に

加藤勝信厚生労働相は10日の記者会見で「(給付金は)他国と比べ、相対的に高い水準という認識だ」と述べ、引き上げに慎重な姿勢を示した。

と書かれてあるが、1年強の育児休業を取った私の経験・実感としても、

日本の産休・育休制度そのものは、諸外国と比べてももともと遜色ないというか、

何なら充実しているほう。十分生活していける水準に達している。

 

詳しくは過去の記事でも書いた。

育児休業給付金と「8割」の壁 

意外ともらえていた給付金 

 

 

もちろんこのニュースは、育休とろうとしている人としては

ありがたいニュースだろう、と思う。


ただどこかで、労少なく、具体的にわかりやすいところから

支援を充実させた感を出そうとしている印象をうけてしまう。

 

むしろその充実した制度が、実際の男性の育児休業取得に繋がっていないという現実について、しっかりと向き合って対策をとるほうがいい気がしてしまう。

 

・・・ということで、まず手をつけるとしてもソコジャナイ感が否めないのだが、

制度充実は何にせよ良いことであるというのと、さらなる波及効果を願います。

 

2歳の誕生日

 

立春の日に2歳の誕生日を迎えた息子氏。

 

共働きの平日に誕生日会をしたいという親心の代償は、

必然的なバタバタ。

 

 

しかもちょっと体調良くなかったかもな息子氏の関心は、

ケーキよりも飾り(2と書かれたバルーン)にいってしまったり、

残ったケーキを健康診断前日の父ががっつりいただくことになったり、

眠ってからうっかり誕生日プレゼントを渡し忘れていたことに気づいたり。

 

・・・来年は休みの日にしたいね。

 

 

あと誕生日プレゼントとしては、

とりあえず徐々に言葉が増えてきた息子氏に

「はじめてのずかん」(講談社)を贈った。

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なんだかんだ都会っ子な息子氏は、リアルな動物やら鳥やら虫やらを

見る機会はNHKと動物園くらいだったりする。

 

やっぱり息子氏の「ゾウさん!」「キリンさん!」「ライオン!」

みたいな言葉って聞きたいじゃないですか。

 

はじめてのずかんにひとしきり慣れた上で動物園に凱旋すれば、

そりゃあもう息子氏はきっと楽しいでしょう。

 

息子氏も楽しめて、息子氏の成長を楽しみにする親のためにもなる、

我が家ながら良いプレゼントだと思う。

 

めでたし、めでたし。