娘氏、2歳半。
娘氏が爆誕してから、これまで2回ほど、3月3日が来ているはずだが、息子氏と娘氏が保育園の制作から持ち帰ったお雛様をちょいと飾るだけで、それ以上のことはせず、なんとなくスルーしていた。
2度あることは3度ありそうな気がしていたが、親からお雛様を飾ってほしいと要望あり。
・・世代差はあれど、やっぱ女の子と言えば雛飾りよね。
とはいえ、実家にあるようなものは大きすぎて、飾る場所と、あとはぶっちゃけ、飾って片づける時間が惜しい。
そんなこんなで、箱から出して置くだけですむ雛飾りを購入。
(雛人形 名前旗付 【選べる24種類】 review-red:恵月人形本舗。楽天一位だそうで、やっぱりニーズはあるところにはあるのだと納得 笑)
すべて最寄りのスーパーの出来合いのものながら、ちらし寿司、ひなあられ、菱餅などもそろえてみる。
有難い世の中になったものだ。
・・改めてちゃんと準備しながらしみじみ思っていることとして。
「女の子の健やかな成長を願う」ことを、昔は家族・親戚で祝っていたのだから、それだけ子どもが育つというのは貴重で有難かった、ということ。
今は、子どもが育つこと自体は医学・医療の進歩で十分に可能性が上がっているといえるが、その一方、
少子化がとまらない現代日本においては、「子どもが生まれる」こと自体が貴重になってきている。
昨日見つけた記事で、よく言われてきていることでもあるが、実際に現代の若者の多数が、子どもを授かることに明るい希望が見えがたい世の中になってしまっている。
幸せの形はそれぞれであろうし、女性にとっては子どもを産み育てることこそが幸せの形、みたいな価値観はすでに過去のものである。
ただ問題は、それ以上に、授かりたくても現実的には産み育てることが難しいのではないか、という雰囲気だと思う。
それは、日本経済の見通し辛さもあれば、夫婦共働きしながらの子育て、キャリアアップしながらの子育て、みたいなことが難しいのではないか、という思いもある気がしている。
一方で、上記の記事内にも書かれているが、妊活を経て子どもを授かった経験のある女性のうち、65.0%が「若い頃に妊娠・出産に関する正しい知識を得ておきたかった」と回答していたりする。
日本の性教育が先進国の中で非常に遅れをとっていることは、昨今かなり詳らかになってきているが、子どもを持つという選択肢を、「漠然とした不安の中で何となく遅らせる」よりは、適切かつ確実な知識・情報を得ておくことは重要だと考える。
日本経済や日本の働き方を良くする的なことは政治家に任せるか自分で政治家になるか、後は投票するかくらいしかないし、
本来は学校教育の中で性教育をもっともっと充実すべしというのが私の考えではあるが、現状では各自が知識・情報にアプローチしていくしかない。
・・・そんな考えを持つ私としては、せめて、そんな知識・情報に触れやすい状態をわずかでも作ることしかできないが、
知り合いの女性が中心的に活躍している会社で、女性の健康や妊活・性教育などに力を入れているところがあるので、リンクを貼って記事を終えておこうと思う。