家の近くを車で走っている時、大きな空き地で、サーカスのテントを発見。
その昔、自分が小学生の頃、帰り道に、サーカスがくる!みたいな
ポスターを見ていたことを思い出し、懐かしい思いになる。
・・・自分が育った家では、きょうだいが多かったり、父親が単身赴任で
母ワンオペのため手いっぱいだったりしたこともあり、物心ついたころから、
あまり外出という外出をした記憶はあまりない。
そんな状況で、華やかそうなサーカスのポスターに、
行きはしないながらも、行きたい思いを良く持っていた。
思い立ったが吉日。近くにサーカスが来ているなら、家族で行くぞい!
と、席を取る。
「サーカスって何?」「サーカス行きたくない!」みたいに
これまた初めてのことへの苦手意識を発動中の息子氏を余所目に、
「楽しいから行くよ!!」と強行。
会場に行ってからも、暗い室内にビビる息子氏を、
ポップコーンで釣りつつ、最終的に担ぎ上げて席に座る。
・・・これまた、サーカスの内容もちょうどよいというか、
練習の賜物であろうアクロバティックな演目やダンスがあったり、
観覧者を巻き込むピエロがいたり、空中ブランコなど大技もあったり、と
大人も子どもも、ハラハラドキドキしながら楽しめるものだった。
終わってから息子氏に感想を聞くと
「ちょっと音がうるさかった、けど楽しかった!」とご満悦。
父親としての自分と、昔の自分も、満足した思いになる。
引き続き「初めてのことでもめっちゃ楽しい!」計画を、続けていこう。