息子氏のチャレンジ
実は、もう一つ災難が訪れていて、ようやく最近、解決した。
昨年末の保育園最終日に、他の子どもとの接触で、大いに転んでしまい、
膝を結構すりむいていた。
当日は、傷がズボンに触れるのも痛かったり違和感が強かったりして、
歩くのも膝を伸ばしながらのペンギン歩きだったり、
お風呂に入るのも痛みを察知して大いに嫌がっていた。
休みなのと胃腸炎で行動範囲もめちゃ少ないので、歩き方はまだしも、
お風呂に関しては、胃腸症状が強いときはともかく、入ってもらいたい。
そこで、しっかりした吸着力と回復力が売りの、
キズパワーパッドをしっかり貼って、大人が傷口を抑えて、何とか乗り切った。
・・・ただ、息子氏の中で、キズパワーパッドへの信頼感が爆上がりした結果、
キズパワーパッドを全然はがさせてくれなくなった。
すりむいてから1週間たつので、
ぜっっったいに傷は治っている。
でも、息子氏は、はがしたらお風呂に入れなくなると言い張る。
はがすとき痛そう、とか、
そもそもどうなるのか不安、いうのもありそう。
・・・保育園の園庭も大きくないし、息子氏も
そこまで走り回る野生児タイプでもないとはいえ、
擦り傷やら痛みへの耐性が、こんなにもついていなかったのか、と変に反省。
とはいえ、いい加減にはがさないと不衛生だし、
息子氏がちょっとでもはがすことに前向きになってもらいたい。
そこで、療育の先生のアドバイスもあり、
「傷は治っているので、明日はがします!」と事前宣告した。
そして当日、はがれかけているキズパワーパッドを、嫌がる息子氏を抑えつつ、
出来る限り一瞬ではがすことに成功。
傷は治っていたことに息子氏は感動しつつ、
実は両膝をすりむいており、もう片方はさらに頑なにはがしてくれなかった。
「もうはがしたもん!」とのこと。
確かに、両方はがすとは言っていなかったので、
「今日のお風呂の時にははがします!」と事前宣告を重ねることにして
息子氏の了解も得た(了解させた!?)
お風呂の時は、実は痛いのでは・・と怖がる息子氏に、
「勇気を出して、一方のキズパワーパッドをはがした
息子氏はめっちゃカッコよかった!!」とおだてまくり、
何とかはがすことに成功。
キズパワーパッドなしのお風呂も少し躊躇したが、
自分で膝をおさえ、お風呂の中で手をそっと外してみて、
痛くないことを確認している息子氏。
とんでもなく慎重派だが、1週間ぶりにようやく、
キズパワーパッドなしの入浴が可能なった。
大人側もほっとしたが、
息子氏が「お風呂入ったら勇気だしてん!」「頑張ってはがした!」と、
ドヤ感を出して 誇らしげにしているのは、非常に微笑ましい。
これからも是非、大変そうなことでもチャレンジして、
成功体験を繰り返していってほしいものである。