元・育休パパが子育て支援とか考えつつ日々を記すblog

児童福祉施設の相談員として子育て支援・家庭支援に携わるようになったものの、第一子誕生を機に、自分自身の子育て・家庭が疎かになることへの危機感を抱き、子育てしつつ足元を見つめ直す必要を感じ、一年間+αの育児休業を取得 ⇒ 周囲の多大なる協力もあり、無事に育児休業を終えて職場復帰 ⇒ 3年後の第二子誕生時にも2か月の育休 ⇒ 時短勤務継続中。そんな人が第一子育児休業開始時から書き始めて、その後も不定期だったりまとめて書いたりしながらボチボチ続けているブログです。

温故知新な寝かしつけ

 

妻が息子氏の寝かしつけを沿い乳でするようになり、約半年間。

息子氏は、昼寝も夜寝も問わず、妻が授乳しながら寝るのが当たり前になっている。


しかし最近、特に夜寝のとき、
なかなか寝ない息子氏を寝かしつける妻の負担が改めて重くなってきた。

息子氏はもう自分である程度動けるようになっているので、少し授乳されて満足したら
再び立ち上がり、酔っ払いみたいにフラフラ、ウロウロしたり、遊ぼうとするようになった。

まるで

「おいら眠いけどまだ寝たくないでやんす!」

という心の叫びを体現するがごとく。


そのため、昼寝も夜寝も、一度寝かしつけに入ると20~30分くらい手を取られ、
その間妻は息子氏から離れられず、やりかけている家事や用事があっても
中断せざるを得なくなる。

しかもそのタイミングは息子氏しだいで、
いつ眠たくなるか日によって少しずつ変わる。



・・・自分にはどうしようもない要因からくる制限によって
途中まで進めていたことが急に中断せざるを得なくなったり、
進めたいことを完遂できなかったり、行動選択の余地がなくなるのって
結構なストレスだと思う。


私としては、そんな妻の心中を慮ったり、その後やりたかったことを引き継ぐばかりで、
(それも“妻がしたいように”はできないのでかえって妻にとってストレスになったりもするときも少なからずあるが)
寝かしつけに対する具体的な代案がないまま、日々は過ぎていっていた。



・・・そこでふと、おんぶをしながら家事ができるようになって以降、
割と息子氏がそのまま寝てしまうことを思い出した。


そこで自分の中にこんな仮説が浮かび上がる。
“夜寝のときも、息子氏が眠そうならおんぶ紐で背負ってしまえば、
寝かしつけることができることができるのではないか?“

しかもおんぶをすることで遊ぶことはできなくなるので、
遊ぶことで息子氏がさらに覚醒してしまうことを防ぐことができる。


善は急げ、ということで早速やってみたところ・・・


仮説は立証された。


おんぶ紐に乗せるときにややぐずりはするものの、
そのまま背負ってしまって、ゆらゆら動いたり歩いてみたりしているうちに、
息子氏は早ければ数分程度で眠りにつく。

その間、妻は家事や用事を一区切りさせることができる。


私自身、妻が辛そうなのに何もできず歯がゆい思いもしなくてすむ、という意味で、
良かったと思った。

むしろなぜこれまで気づかなかったのだろうとすら思う。


何か全く新しいことをしなくても、実はこれまでやってきたことの中にヒントがあったりもする、という教訓めいたことを思ったりもした。

嗚呼これぞ、温故知新。