寝るときに捕まえることは悲しい
我ながらよくわからないタイトルではあるが、
実際にそういうことが我が家で良く起きている。
寝かしつけについて、妻が添い寝をしながら授乳したり、
私がおんぶして歩きながらウトウトさせたりと、いろいろ工夫しているつもりだが、
それでもなかなか息子氏が寝なかったり、
その選択肢を取れなかったりすることはままある。
寝室での遊び癖がついてもいけないとも思っているので、
最近よく使って(しまって)いる最終手段が、
私が息子氏を捕まえて、布団に寝かせて、ホールドするというもの。
もちろん息子氏が苦しくないようにだが、
大人が腕を乗せる程度でも息子氏からしたら動きが結構制限されるし、
肩とかのポイントをちょっと押さえるだけでも、十分にホールドできる。
・・・昔黒帯を取った柔道がこんなところで役立つとは思わなかった。
息子氏からしたら、自由を制限されているわけなので、当然ギャン泣きする。
しばらく泣かせていたら結構な体力を消耗するようで、
離したらすぐに妻の所に寄っていって、すぐに寝る。
・・・ただ父からすれば、一緒の布団に息子氏を抱き寄せて寝転がらせるだけで
ギャン泣きされているので、なんともいえない悲しさがある。
いや、そんな悲しみを乗り越えた先に、父としての強さがあるのかもしれない、
いや、そんなものは本当にあるのだろうか、父の強さなんて幻想ではないだろうか。
・・・そんな葛藤?を抱えながら、ギャン泣きする息子氏をただ抱える私。