元・育休パパが子育て支援とか考えつつ日々を記すblog

児童福祉施設の相談員として子育て支援・家庭支援に携わるようになったものの、第一子誕生を機に、自分自身の子育て・家庭が疎かになることへの危機感を抱き、子育てしつつ足元を見つめ直す必要を感じ、一年間+αの育児休業を取得 ⇒ 周囲の多大なる協力もあり、無事に育児休業を終えて職場復帰 ⇒ 3年後の第二子誕生時にも2か月の育休 ⇒ 時短勤務継続中。そんな人が第一子育児休業開始時から書き始めて、その後も不定期だったりまとめて書いたりしながらボチボチ続けているブログです。

子育てにおける「余裕」について ~「スマホ育児」という文化の受容~

 

睡眠は、本当に大事。

 

息子氏が妻の実家から帰ってきてまだ数日なのですが、目下の課題は、夫婦の睡眠時間の確保。

 

ここ数日、断続睡眠が続いて、正直、夫婦ともに気分もイライラするし、注意力・思考力は落ちていることが明らかです。

 

赤ちゃんが泣くのは当たり前。それはそうなんだが、お腹が減っているわけでもなく、おむつが気持ち悪いわけでもなく、ただ抱っこし続けるしか泣き止む方法がないことも多い。

さらに言えば、抱っこし続けても泣き止まなくて途方に暮れることも。

 

 子育てなんて思い通りにいくはずもないのに、思い通りに事が運ばないって、ストレスなんですよね。これまた皮肉なもので。

 

もちろんそんな状況下で頑張ってきた先人達は多数いらっしゃるでしょうし、尊敬の念が堪えなさすぎるところではあります。

 

ただ、養育側が、気持ちの余裕を失わない程度に子どもに関われるかどうか、さらに言えば、どれほど余裕を持って子どもに関わることができるか。それって大切じゃないですかね。

 

 

養育側の気持ちの余裕がなくなる=不安・イライラが強い。

⇒子どもへのmaltreatment/abuse

 

 この図式は、ある種当然のことだと思う。

養育側の余裕がどんどんなくなっていくだけというのは、子どもの命を守るという点でも、危険極まりない。

 どんな状況下であろうと、息抜きがなかったら窒息する。

 

子育て支援は、養育者の気持ちの余裕を如何に最大限にするか、ではなかろうか。

これって理想論だろうか。

 

 今は大変だが、親としての成長が試されているのかもしれない、とも思わなくもない。

 

 

・・・いや、そんなのどうでもいい。

 

ただ、眠い。

 

どこぞのマズローさんも、生理的欲求の充足が基本だと言っていた。

やはり、睡眠を確保することが大前提。

 

 こんなことをいろいろ考えつつも、ただどうすれば、と試行錯誤。

 

スマホ育児

これまでうだうだと書きましたが、要は、巷で賛否両論あるスマホ育児を、息子氏の生後1か月を待たずに導入決定したという話です。

 

昔テレビか何かで仕入れた情報。

「乳児はテレビの砂嵐を流すと落ち着く」

「乳児はドライヤーの音を聞くと落ち着く」というもの。

 

どちらも、母親の胎内で聞こえる音に近いらしい。

 

その情報について調べていると行きついた、宝の庫、YouTubeさん(あえて敬意をこめてさん付け)。

 

砂嵐音やドライヤー音、あと寝かしつけ用の音楽が、本当にたくさんあった。

 

いくつか試してみると・・・

 

「なんということでしょう!」(ビフォーア●ター風)

 

落ち着きを取り戻した息子氏。

 

 

・・・うん、使えるものは、なんでも上手く使ったらいい。

 

スマホ育児が問題になるのは、スマホに頼りすぎて依存的になってそれ以外の方法がなくなること。

対処レパートリーを増やすことや、ツールの使い加減を知ること、それはむしろ成長ではなかろうか。

 

そんなことを考えたり考えなかったりしながら、いつもよりも少しだけ長く、寝る。