元・育休パパが子育て支援とか考えつつ日々を記すblog

児童福祉施設の相談員として子育て支援・家庭支援に携わるようになったものの、第一子誕生を機に、自分自身の子育て・家庭が疎かになることへの危機感を抱き、子育てしつつ足元を見つめ直す必要を感じ、一年間+αの育児休業をとることにし、周囲の多大なる協力もあり、無事に育児休業を終えて職場復帰をした。そんな人が育児休業開始時から書き始めて、終了後も不定期に書き続けているブログです。

男性育児休業義務化の動きについて少し考える

 

にわかに、男性の育児休業が話題になってきていますね。

style.nikkei.com

 

 

・・・私が育児休業について上司に相談したのが2017年の秋だった。

 

その頃はまだ男性の育児休業を取る人は統計通り数%しかいなかったわけなので、

それから1年半ほどで、こんなに話題に上がるとは正直思ってもみなかった。

 

 

この動きについては、三菱UFJ銀行さんが大手企業として先んじて

男性育児休業の義務化を打ち出したのも大きいと思う。

sukusuku.tokyo-np.co.jp

 

 

冒頭の記事にあるように、まだ賛否はあるわけだが、

基本的には、暗黙の了解っぽくなっていたことを

改めて議論の爼上に載せること自体に意義はあると思ってる。

 

そして何より、子どもができたときに母親だけに養育の負担が偏るのは、

母親の精神衛生上もよくないし、養育者が孤独化・孤立化するという意味でも、

子どもの成育にとってリスクが一定あると思っている。

 

 

さらにいえば、当事者になってこそ初めて見えてくる景色がある、と思う。

 

 

人間はどんなことでも、自分自身にそれに類する体験が少ない場合、

どうしても想像力で補完することには限界はある。

何かについて知りたい場合、実際に身をもって体験することが

一番手っ取り早かったりもする。

 

そして実際に体験する人が増えることで、問題意識を持つ人も増えると思う。

 

問題意識を持つ人が増えたら、世の中は変わる、と思う。

 

 

ちょっと楽観的な見通しかもしれないけど、

なので私としては、基本的には義務化には賛成。

 

 

 

・・・一方で、ちょっと懸念もある。

 

 

子どもができた男性の職場が、あまり余裕がなかったり、

繁忙期だったりする場合、男性の育児休業が義務化されることにより、

周囲から「なにこんなクソ忙しいのに子ども作っとるねん」

みたいなことになりかねないか、と思ったりする。

 

本当は子どもがいようがいまいが、すべての人が

ワーク・ライフ・バランスがとれる社会が一つの理想では

あるのだが、実際、そうでない組織も少なくないだろうし、

人が減ったり休むことで他の人が代わりに負担する、という構図は

どうしても負担が増えた側の不満が増す。

 

本来的に言えばそうなってしまうことも含めて

職場のマネージメント側の責任が問われることだとは思うけど、

残念ながらそんな正論が通る組織ばかりでもないだろうと思う。

 

 

・・・ごちゃごちゃ言っても始まらないので、

この動きの中で、少し時代を先どった感のある育休経験者の私に

出来ることは何かないか、引き続き考え、

実行できることは実行していきたいと思う。