私はもともと、変に完璧主義なところがある。
なので、家事も育児もなかなか「手が抜けない」。
ブログを遡ったら2年半前。
・・・なかなか進歩のない奴だ。我ながら。
とはいえ、思うように家事が進まないとイライラするし、
そのイライラは、自分が思うように家事を進めてくれていない妻にも
矛先が向いたりして、勝手に不信感を募らせてしまったりもする。
「なぜ、あと一滴程度の醤油を補充しない?昨日料理で使っていたやろ?」
「おやつを食べる前に、明日出す燃えるゴミをなぜまとめない?」
そんな疑問が日々頭をよぎる。
妻に伝えたところで「ごめん!後でやろうと思ってた!」「忘れてた!」的な発言ばかりだったりするし、さらにネチネチ言ったところで、改善もされないし、雰囲気を悪くするだけだとわかっている。
何度その発言を繰り返す?私がやることが当たり前だと思っているやろ?
・・・と、自分の闇の声が、心の奥底から滲み出てくる。
たまにネットやSNSで流れてくる”家事への理解がない夫”に対する妻の嘆きによく似た声のような気がする。
・・・ぶっちゃけ、職場で家事をすることもあるため私のほうが「家事」に慣れていることもあry。
自分が家事をするほうが早いし、手際もいい。
そして仕事でやっている分、要求水準は家庭より高くなってしまっている。
自分が手を抜くと、おそらく手を付けられないまま放置され、ただ日々が過ぎていくだけのような気もしている。
・・・それが怖いのかもしれない。
言っても改善されず、放置しても改善されず、
かといって、自分がやり続けるだけはしんどい。
もっと手を抜いたほうがいいのはわかっている。
もともと、望まれたことは120%でやり遂げようとしてしまう生真面目な自分もいる。
その半分、60%くらいでも合格はするのだから、もっと気を抜いても大丈夫なはず。
頭ではわかっていても、なかなかか「手抜きができない」。
食事を総菜を買ってすますのは、「手抜き」じゃなくて「息抜き」だ!
といったセリフがあり、何となく印象に残っている。
・・・・単に自分で「息抜き」ができていないのかもしれない、とふと思う。
自分である程度自分の機嫌を取れるようになるのは、大人としての一丁目。
息も手も、抜いていこう。