元・育休パパが子育て支援とか考えつつ日々を記すblog

児童福祉施設の相談員として子育て支援・家庭支援に携わるようになったものの、第一子誕生を機に、自分自身の子育て・家庭が疎かになることへの危機感を抱き、子育てしつつ足元を見つめ直す必要を感じ、一年間+αの育児休業を取得 ⇒ 周囲の多大なる協力もあり、無事に育児休業を終えて職場復帰 ⇒ 3年後の第二子誕生時にも2か月の育休 ⇒ 時短勤務継続中。そんな人が第一子育児休業開始時から書き始めて、その後も不定期だったりまとめて書いたりしながらボチボチ続けているブログです。

「手抜き」ができない

私はもともと、変に完璧主義なところがある。

なので、家事も育児もなかなか「手が抜けない」

 

 

妻から「もっとさぼれ!」と言われたこともあったなぁ。

ブログを遡ったら2年半前。

 

・・・なかなか進歩のない奴だ。我ながら。

 

 

とはいえ、思うように家事が進まないとイライラするし、

そのイライラは、自分が思うように家事を進めてくれていない妻にも

矛先が向いたりして、勝手に不信感を募らせてしまったりもする。

 

「なぜ、あと一滴程度の醤油を補充しない?昨日料理で使っていたやろ?」

「おやつを食べる前に、明日出す燃えるゴミをなぜまとめない?」

 

そんな疑問が日々頭をよぎる。

 

妻に伝えたところで「ごめん!後でやろうと思ってた!」「忘れてた!」的な発言ばかりだったりするし、さらにネチネチ言ったところで、改善もされないし、雰囲気を悪くするだけだとわかっている。

 

何度その発言を繰り返す?私がやることが当たり前だと思っているやろ?

 

・・・と、自分の闇の声が、心の奥底から滲み出てくる。

たまにネットやSNSで流れてくる”家事への理解がない夫”に対する妻の嘆きによく似た声のような気がする。

 

 

・・・ぶっちゃけ、職場で家事をすることもあるため私のほうが「家事」に慣れていることもあry。

自分が家事をするほうが早いし、手際もいい。

そして仕事でやっている分、要求水準は家庭より高くなってしまっている。

 

自分が手を抜くと、おそらく手を付けられないまま放置され、ただ日々が過ぎていくだけのような気もしている。

・・・それが怖いのかもしれない。

 

 

 

言っても改善されず、放置しても改善されず、

かといって、自分がやり続けるだけはしんどい。

 

 

もっと手を抜いたほうがいいのはわかっている。

 

もともと、望まれたことは120%でやり遂げようとしてしまう生真面目な自分もいる。

 

その半分、60%くらいでも合格はするのだから、もっと気を抜いても大丈夫なはず。

 

 

頭ではわかっていても、なかなかか「手抜きができない」。

 

以前にも紹介したことのあるブログ「つかれない家族」で、

食事を総菜を買ってすますのは、「手抜き」じゃなくて「息抜き」だ!

といったセリフがあり、何となく印象に残っている。

[ハラユキ]のほしいのは「つかれない家族」 ワンオペ家事&育児に絶望した私が見つけた家族のシアワセ (講談社の実用BOOK)

 

 

・・・・単に自分で「息抜き」ができていないのかもしれない、とふと思う。

 

自分である程度自分の機嫌を取れるようになるのは、大人としての一丁目。

 

 

息も手も、抜いていこう。