さらに、わーるどわいどが広がった春
この春、保育園で一つ上のクラスに進級した息子氏は、さらなる進化を遂げていた。
2月にお風呂場に世界地図と国旗の一覧表を貼りだして早一ヶ月強。
以前記事を書いたときは、30か国ほどの国旗を間違えずに言えてびっくりしていたが、その後もどんどん覚えて覚えて、正直、数は正確に数えられない域に達している。
おそらくは100か国くらいは、国旗の名前を記憶して、言えている。
今や、息子氏のボキャブラリーの半分くらいが国名だといっても過言ではない。
・・・その誘因となったのは、2か月ほど前に覚えさせてみた「これなーに?」と、
お風呂場の表に続き、妻が買ってきた国旗カードである
(画像はAmazonより)
息子氏がわからない国旗カードを「これなーに?」と持ってきて、
大人が裏面に書いてある国名を伝える、ということを繰り返した結果、
息子氏は、スポンジが水を吸うように国名を覚えていった。
「シオラレオネとルクセンブルク似てるねぇ」とか、
大人側が言ったことのないセリフを言うようになった。
(そして確かに、似ている)
他にも、息子氏から聞いたところによると、
アルジェリアと日本、マレーシアとアメリカ合衆国、インドとニジェール、イタリアとブルガリア、インドネシアとポーランドとモナコ、さらにはスウェーデンとギリシャとフィンランドとアイスランドは、似ているらしい。
(もっと言っているが、正直、覚えられない)
この春に進級した新クラスにも、国旗が書かれた表が貼りだされているらしく、
先生含め、息子氏は周囲に一目置かれるようになった。
・・・何がどうつながるか、わからないもんだなぁ。
とはいえ実際のところ、まだそこまではっきりと発言できないので、
ジンバブエを「ジンババウ!」と言っていたり、
アラブ首長国連邦を「アラブしゅっちょーぽぽー」と言っていたりする。
そんな国名噛み噛みな息子氏に「言うてもまだ子どもやなぁ」と、
なんともいえないホッとした感情を持ってしまう自分。
そこには、すでに3歳児に超えられた事実から目を背けている、
器が狭い自分が、確実にいる。
・・・・うん、春だなぁ。