授乳していると、なんだかブルーな気分になる、と妻が何度か言っていた。
なんか一人で抱えている感じがしたり、授乳前後に泣くことが増えたりしたからしんどかったりんかな?なんと妻に声をかけていたが、そういうのではない、とはっきり言う。
よくわからないなぁ、と思っていたある日。
妻が、調べたところ、どうやらホルモンの関係で反射的にそういう気分になるらしい、とのこと。
その名は・・・
D-MER(Dysphoric Milk Ejection Reflex, 不快性射乳反射)
と、なんだか 仰々しい名前。
文中にもあるが、
「母乳育児や、子どもに対する嫌悪感ではない」
のが大事。
正直、そうかも、と思っていた自分がいるが、ただ妻が自分の気分をちゃんとモニターできただけのようだ。
しかしつくづく、ホルモンがそうなっているというのは驚き。
進化の中で、授乳中って身動きもとりにくいから、不安を高めて周りを警戒していたのだろうか、とか、産後にブルーになるみたいに、周りからの庇護を受けやすいようになていたのだろうか、とか妄想する。
なんか、人間って、すごい。