2023年9月、こども大綱の策定に向けての中間整理が資料としてまとめられ、パブリックコメントが募集されることになった(資料PDFはこちら)
こども大綱の根拠法となるのが、今年4月に施行されたこども基本法。
「こども施策を社会全体で総合的かつ強力に推進していくための包括的な基本法」とされており、以下の6つの基本理念がこども基本法の基盤となる
(画像は子ども家庭庁HP「子ども基本法」より)
こういった理念・法律・そして、今回中間とりまとめが行われたこども大綱。
当たり前と言えば当たり前の内容が書かれている。
実態はそうじゃない、とかいった厭世的なことはいくらでもいえるのだが、それでも、こども福祉の業界に身を置く者として、これらが包括的な形で明文化されること自体が、今後に向けた大きな一歩。
・・そう信じたい。
そのうえで、具体的にどうするか、である。
実態が異なるところはあちこちにある。
それらについて、いつどのように取り組み、具体的な議論と改善がなされるか。
イチ国民としても、引き続き注視していきたいと思っている。