我が家は、時短で済ませることも多いながら、夫婦問わず料理する。
ただ敢えて言おう。
料理の段取りは、妻よりも私のほうが速い。
たとえばを言うと、30分くらいで出来るというミールキット(料理キット。必要分の食材とレシピがあるもの。ヨシケイとかOisixとかが有名ですね)があるとする。
私は20分ちょい程度で作り終える。30~40分あれば、子ども用の食事の準備もできる。
妻は、料理キットで40~50分。子ども用の食事も作るとなると、1時間は欲しいところ。
・・・まぁ不毛なマウント合戦はするつもりもないが、とにかく結果的に日々の家事の効率性を考えると、料理の支度として、私がキッチンに立っていることが少なくない。
そこへ息子氏が、「お手伝いしたい!」というようになった。
ふむ。これからは男女問わず料理ができるようになったほうがいい。
そんな考えもあったので、本人が興味を持った今がチャンスとばかり、できる作業をやらせてみることにした。
とりあえずは、子ども用の包丁を購入。
(画像はAmazonより)
・・・あとは息子氏がほぼ毎日食べているプチトマトを半分に切らせてみたり、キュウリを乱切りさせてみたり。
ベーコンやキウイフルーツみたいに柔らかい食材を好きなように切らせてみたり。
簡単な炒め物をさせてみたり、ハンバーグをこねさせたり。
いろいろ試してみる。
結構、息子氏としても達成感があるようで、どんどんお手伝いしたがる。
・・・どちらかといと息子氏は手先が不器用で、はさみがうまく使えなかったり、公文でも文字をきれいに書くのが難しそうだった。
ただ「好きこそものの上手なれ」とはよく言ったもの。
ひいき目に見ても、カットする手際がよくなっている。
これぞ良循環。
毎日・毎週というわけにはいけないが、折を見て今後もやっていってもらおう。
・・・昔、クッキングパパにはまってよく読んでいた。
密かに、尊敬する人に荒岩一味(クッキングパパの主人公)をあげていた時期もある。
・・・幼少期、父親の単身赴任が長い中、ワンオペで4人を育てる母親のもとで育ち、こういった親子で楽しんで料理をする、みたいな時間からは縁遠かったこともあり、何となく憧れに似た思いを持っていた。
もちろん、荒岩一味は、漫画のキャラクターとはいえ、料理のプロからも一目置かれる存在であるし、仕事でも信頼されるスーパーサラリーマンなので、私からするとまだまだ遠い存在ではある。
ただその一端を味わえた気がして、実はちょっと感慨深い思いでいる。
・・・さて、次の休みは息子氏と何を作ろう。