息子氏は、妻のたゆまぬ読み聞かせが功を奏し、絵本を好きになった。
放っておいても絵本を自分で読むくらい。
スマホ育児から脱却してよかった、と心底思う。
そして息子氏は、乗り物図鑑に興味を持ってから、
大人の勝手な期待から、生き物図鑑や恐竜図鑑を買い与えられていた。
結果として、それらも関心を持ってみてくれている。
そこで「これなんて書いてあるのー?」とふと言ってきた。
そこには『恐竜』と漢字で書かれていた。
自分の好きな絵の横によく書かれている文字に興味を持ったらしい。
いやー、好きこそものの上手なれ、やな。
かたや、思い切り表現を楽しんでほしいという、
これまた親の勝手な期待から、おえかき帳やクレヨン・クーピーやら、
こんな本を買ってみたりした。
(Amazonより)
・・・結果として、型があると意識してしまって窮屈な感じがするのか、
あまりこのお絵描き本には食指が伸びなかったものの、
紙に思い切りぐしゃぐしゃーと書くのは好きだった。
つい、せっかく買ったんだから~と言いたくなるが、
好きこそものの上手なれ、なのだ。
親としては、無理ない範囲で、いろんな機会を与えられたら、それでいい。
選ぶのは息子氏本人なのだ。
・・・そこは履き違えないようにしたいな、と改めて思う。