子育ては一人でするのでなくチームでするものという確信に至った私。
そもそも、核家族でのワンオペ育児が主流になったのは
戦後日本のみであり、人類の歴史から言うと子どもを
「共同養育」をしていた時期のほうが長い、みたいな言説を
どこかで聞いたことがあった。
どこやったかなぁ~と調べてみると、そのものではないが、
似たようなことを書いていたネット記事が見つかった。
ホルモン的にも、女性が産後に共同保育を必要としているらしいことも書かれていた。
共同養育できる社会では、子どもも多く産みやすいし、育てやすい。
当たり前のことだと思う。
地域での共同養育が自然と出来ていた昔を礼賛する気はさらさらないが、
いかに「みんなで子育てできるか」を考えていくことは、
現代社会の宿命ではないか、とすら思う。
そう考えると、今勤めている児童養護施設では、
「仕事」として血縁関係のない子どもの養育に携わるわけだが、
そこへの葛藤はずっとなんとなくあった。
ただある意味では社会的なセーフティネットということで、
人類における原点回帰な仕事なのかもしれない、
なんてたいそうな事を思うようになったり。
・・・つくづく「1人で抱えない子育て」について、
いろいろと思う自分がいることに改めて気づかされる。