元・育休パパが子育て支援とか考えつつ日々を記すblog

児童福祉施設の相談員として子育て支援・家庭支援に携わるようになったものの、第一子誕生を機に、自分自身の子育て・家庭が疎かになることへの危機感を抱き、子育てしつつ足元を見つめ直す必要を感じ、一年間+αの育児休業を取得 ⇒ 周囲の多大なる協力もあり、無事に育児休業を終えて職場復帰 ⇒ 3年後の第二子誕生時にも2か月の育休 ⇒ 時短勤務継続中。そんな人が第一子育児休業開始時から書き始めて、その後も不定期だったりまとめて書いたりしながらボチボチ続けているブログです。

今のうちに、家族の未来を考える

息子氏がこの世に爆誕してから、「家族」の未来ってことを、より強く意識し、再考するようになった。

 

「子どもができたら、人生のステージが変わる」なんてことを聞いたりする。

 

 

私は、大学院に行っていた分、社会に出るのが人より遅くなった。

非常勤の仕事はいくつかしていたが、常勤職を得たのは、今の職場が初めてで、それも30歳の時だった。

 

 私は自分でも面倒くさい性格だとは思うのだが、

中途半端が苦手で、やるならちゃんと突き詰めたいところがある。

プロフェッショナル志向といえば聞こえがいいが、融通がききにくいだけだったりもする。

 

 

そんな自分だからこそ余計に感じることなのかもしれないが、

これからの人生、仕事100%というわけにはいかない、という事実、

限りある自分のエネルギーや時間の割り振りを考える必要がある、という事実に、

ようやく直面化して、悩んでいた。

 

 

育児ともしっかり向き合って、どれくらいエネルギーや時間がかかるものなのか、しっかり実感・体感した上で考えたい、ということも、1年間+αの育児休業を取得した理由の一つだったりするのかもしれない、なんて今は思う。

 

 

「人生」の時間が始まるときが、誕生。そして終わる時が、死。

つまり、「人生」において時間を使うということは、そこに命を懸けているのだ。

 

そんな言葉を聞いたことがある。

 

 

 自分が生きる時間を、何にどれだけ使うのか。

何をどうやっていくか。

 

そんなことをよく、考えるようになった。

 

 

 

もっとわかりやすいところで言えば、今は賃貸住まいだが、息子氏が大きくなった時を見据えて、家を買うなどして、どこかの地域に根差していくことも考える。

 

そしてそれも、どの地域に根差して生活していくか、そもそもどこなら家を買えるのか。

老いていく両親との付き合い方をどうしていくのか。

夫婦ともに、今の職場でいつまで・どのように働き続けたいか、働き続けられるか。

などなど、すぐに答えが出ないものがいっぱいある。

 

 

我ながら目の前のことをこなすことで精一杯の人生だったので、

自分たち家族のライフスタイルやライフプランについて、

夫婦で話し合っているようで話し合っていなかった。

なので、家族の将来・未来について、今更ながら話し合いを重ねている。

 

 

・・・考えずに突っ走っていったほうが楽なのかもしれないし、

最終的にはなるようにしかならないのかもしれない。

 

ただプライスレスな今のうちに、少し先を見て、考えられるうちに、

精いっぱい考えておきたいと思っている。

 

夫婦二人ともとる育児休業は、そんな感じに使ってもいいのかもしれない。