元・育休パパが子育て支援とか考えつつ日々を記すblog

児童福祉施設の相談員として子育て支援・家庭支援に携わるようになったものの、第一子誕生を機に、自分自身の子育て・家庭が疎かになることへの危機感を抱き、子育てしつつ足元を見つめ直す必要を感じ、一年間+αの育児休業を取得 ⇒ 周囲の多大なる協力もあり、無事に育児休業を終えて職場復帰 ⇒ 3年後の第二子誕生時にも2か月の育休 ⇒ 時短勤務継続中。そんな人が第一子育児休業開始時から書き始めて、その後も不定期だったりまとめて書いたりしながらボチボチ続けているブログです。

育児休業、再び・・

 

息子氏が生まれるときには1年間+αの育児休業をした私は、

娘氏が生まれるとあって、育児休業をどのように取得するか、

妊娠発覚時からずっと考えていた。

 

 

妻は、1歳前後で保育園に入れるまで、というつもりなようだ。

制度上、産休明けから保育園に入れるとはいえ、そのハードルは高い。

少しでも授乳の期間が空いてくるようになって、昼間だけでも断乳できたら

保育園もスムーズだろうというのがその大きな理由。

 

 

私は、息子氏が出生に際して、仕事も家庭も中途半端になる気しかしなかったし、

子育て支援・家庭支援を生業にしていながら、自分の足元が疎かになる危機感が、

長期の育児休業に踏み切る大きな理由だった。

 

 

この数年を振り返って見て、長期の育児休業を取得した結果、

なんともならない子どもとの生活における無力感に苛まれたり疲弊したりしつつ、

息子氏の育ちに一喜一憂したり、一変した生活に振り回されつつしつつ。

それでもやはり、かけがえのないと言える日々・日常を重ねる中、

子育てに対する視線や価値観が大きく転換して、今の自分の糧になっている。

 

・・・子育ては親育てとはよく言ったもので。

 

 

今の自分なら、前回ほど長期間の育児休業でなくともいいかもしれない。

むしろ糧にした経験もふまえ、より多くの人を支援できるよう、

仕事にも励んでいきたい。

 

そんな選択肢があるだけ、贅沢なことかもしれないけど。

 

 

ともあれ、医学的にも母体が危険な状態とされる産褥期、期間にして約6~8週間。

その間を、長めに見て、2か月の育児休業を取得したいと申請することにした。

 

もちろん、産褥期というのは一般的な期間であり、

産前まで体が回復するまでの期間の個人差は大きい。

1か月で軽快する人もいれば、半年くらい、もっと長くなる人もいる。

うちも前回の妻の様子と、一般的な期間でえいやって決めただけ。

(可能なら、事前申請でなく、追加でとれたり柔軟な制度設計であってほしいが

それはそれで、別のお話)

 

そしてもちろん、子育てはそれで終わらない。

 

息子氏もまだまだ手がかかる、といことで、

加えて、2時間の時短勤務を1年を目途に実施することにした。

時短勤務自体は、子どもが就学するまでは取得可能なことは下調べ済み。

 

 

つまり、前回ほどの育児休業はとらず、育児休業2か月+時短で乗り切ることにした。

前回と同じく、育児休業の期間中も、週1回の勤務をしながら。

 

 

・・・そんなプランを職場の上司に持って行った。

といっても半年以上前の話なんですが。

 

これまたそんなプランを持っていく男性はまだ私だけで、

レアな男性である自覚はあるので、やや緊張。

 

 

男性の育児休業自体、息子氏が生まれた2018年で3%か5%くらい、

2021年現在で、ちょっと増えて10%ようやく超えてきたくらい。

流れは来ているけど、まだまだ少数派。

 

 

さぁどうなることやら。

 

ま、いっちょやってみっか・・・と、脳内で楽観的な孫●空を召喚しながら、

上司に話をしにいったところ、あっさり通った。

 

前回と同じように1年ほどとると思われていたようで、

むしろ2か月でいいの?という感じだったようだ。

 

2か月でも、世の男性諸君からすると、十分な長さであるのだが。

これが心理学テクニックとして有名な、
「ドア・イン・ザ・フェイス」(譲歩的依頼)ってやつかもしれない。

 

別にテクニックを駆使するつもりはなかったが。

まぁ、結果オーライ。有難く取得させてもらう。

 

 

ということで、2回目の育児休業、スタートしております。

 

さぁ、どうなることやら。