元・育休パパが子育て支援とか考えつつ日々を記すblog

児童福祉施設の相談員として子育て支援・家庭支援に携わるようになったものの、第一子誕生を機に、自分自身の子育て・家庭が疎かになることへの危機感を抱き、子育てしつつ足元を見つめ直す必要を感じ、一年間+αの育児休業を取得 ⇒ 周囲の多大なる協力もあり、無事に育児休業を終えて職場復帰 ⇒ 3年後の第二子誕生時にも2か月の育休 ⇒ 時短勤務継続中。そんな人が第一子育児休業開始時から書き始めて、その後も不定期だったりまとめて書いたりしながらボチボチ続けているブログです。

新年を迎えつつ思わぬ事態に思うこと

年始の挨拶投稿をしようと考えていたら、日本海で思わぬ事態。

 

・・・もちろん、地球規模でいえば元日なんて知ったこっちゃないのは重々承知、

なのだが、いつ終わるかしれないコロナ渦が少し落ち着いた久方ぶりの元日くらい、未来への希望を持ったっていいじゃないかと、自然の暴力性に屈せざるをえない人間の無力さに打ちひしがれる。

 

 

 

かつての同志に石川県在住の人がいたことを思い出す。

 

連絡を取ろうか、いや連絡が取れたとて何もできないし、結局自分が安心したいだけなのでは・・みたいな逡巡もありながら、そんな自分も受け入れて連絡を取る。

 

結果、東京の実家にいたため無事であるとのことで、これまた勝手な安堵。

 

 

 

・・・昨年で後厄を終え、これで還暦までは無敵の人だ!と元旦に思っていたが、早々に無力な自分を噛みしめている。

結局のところ、惰性で紅白歌合戦を見て、Endless Rain&Rusty Nailとポケビ&ブラビに胸熱になっている、NHKに標的にされたイチ・アラフォーに過ぎない私。

 

 

若者にはおっさんと言われても反論できないとともに、人生の諸先輩方にはまだまだ若いと言われるお年頃。

うっかりすれば偉ぶってしまいそうな自分。

 

実るほど首を垂れる稲穂のような人でありたい。

 

 

・・・昨年の年始に岸田首相が「異次元の少子化対策」を打ち出した。

childcare-support.hatenablog.jp

 

それ以降、どこが異次元やねんとか、少子化対策子育て支援を混同してはいけないやらの批判はありながら、シビアな予算繰りであろう日本においても、議論が各所で重ねられていることは、こども福祉領域にいる身としては有難い流れだと思っている。

 


「こども大綱」策定に向けた「こども未来戦略方針」では三つの基本理念が掲げられていた。それぞれ、自分なりの具体的な内容の整理も合わせて書くと、

 

1)若い世代の所得を増やす
  (具体的には、児童手当など経済的支援の強化、構造的な賃上げや正規・非正規雇用格差是正など)

2)社会全体の構造・意識を変える
  (具体的には、育児休業制度の強化を含む働き方改革による共働き・共育ての推進、など)

3)すべての子育て世帯を切れ目なく支援する
  (具体的には、産後ケアや幼児教育・保育、子ども学童・病児保育の支援拡充、こども誰でも通園制度の創設など)

といった感じ。

 

そしていよいよ、昨年末(12月22日)に

こども施策の基本的な方針等を定める「こども大綱」が閣議決定された。

www.cfa.go.jp

 


方針は方針として重要であるし、何もなかった時よりは前進だと思いたい。


こうして、議論の真ん中に「こども」が据えられるようにもなってきた流れの中で、イチ・アラフォーとしての自分の無力さは認めつつ、自分ができる範囲で、役立てるところで役立っていけるよう、今年も励んでいきたいと思います。


・・・ちなみに今年のおせちに合わせた日本酒は、年末にリカマンで見つけた、赤い彗星・シャアの日本酒(遠藤酒造;長野県)。

www.keiryu.jp

 


これまた世代を狙い撃ちされている商品を甘んじて受け入れている私。

 

残暑が酷暑すぎた昨年の夏を思い返しながら、

引き続きホットな話題には敏感でありたい私。

 

いつまでも青い春というわけにもいかないが、

暮れゆく秋というにはまだ早い。

 

 

そんな欲張りな私ですが、自分にできることから、コツコツ、とりあえず、やってみます。

 

 

最後になりましたが、石川県をはじめ日本海に近く被災された方々に、

一刻も早く、平穏な日常と、海の幸と日本酒でホッとできる日が訪れますように。

 

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