妻が昨今話題のこの本を買ってきており、
個人的にも興味があった本なので読ませてもらった。
世界一受けたい授業でこの本に関わる内容を話され、反響があったらしい。
テレビ番組などの辛口コメントで定評がある筆者だが、
書いていることは至極全うだと私は感じた。
あとこういった保育・育児関係にありがちな感情論ではなく、
データや根拠に基づいて論理展開をされているので、説得力がある。
”はじめに”のタイトルが、
「お母さん」が「人間」だって気づいていますか?
というもの。
例年、母の日になると、こんな動画がネット界隈でよく広まることを思い出した。
子育てに伴う責任や時間・労力・コストなどを冷静に考えたら、
1人の人間が担えるわけがない。
ある程度ちゃんとしてくれているなら感謝したらいいが、
ありがとう、だけて終わらせてもいけないと思う。
そういったことを前提に、きちんと議論をしないといけないと思っている。