息子氏は、いつからか恐竜が大好きになった。
0歳のころからトーマスにはまり、乗り物系全般、そして電車やら新幹線やら、
車輪の付いたものしか興味がないかと思いきや、
妻が少しずつ古代生物や生き物系を紹介しながら
仕込んでいたのもあるらしい。
そこで、動く巨大恐竜模型が見られるという、とある施設に遊びに行った。
息子氏、大興奮!!
・・・かと思いきや、様子がおかしい。
模型から10m以上離れたところから「恐竜や!」と興奮して叫ぶものの、
それ以上近づこうとしない。
連れていこうとしても抵抗する。
そして「こーわーい!!」と叫ぶ。
・・・これは、息子氏の中の本能が、
自分よりはるかにでっかくて動くものから距離を取るように
インプットされていることに他ならない。
そしてその本能に翻弄され、距離を取りながらも
一生懸命いろんな角度から恐竜を見ようとする息子氏。
しっかり本能が働いている息子氏をニヤニヤしながら見ている。
悪くない。