元・育休パパが子育て支援とか考えつつ日々を記すblog

児童福祉施設の相談員として子育て支援・家庭支援に携わるようになったものの、第一子誕生を機に、自分自身の子育て・家庭が疎かになることへの危機感を抱き、子育てしつつ足元を見つめ直す必要を感じ、一年間+αの育児休業を取得 ⇒ 周囲の多大なる協力もあり、無事に育児休業を終えて職場復帰 ⇒ 3年後の第二子誕生時にも2か月の育休 ⇒ 時短勤務継続中。そんな人が第一子育児休業開始時から書き始めて、その後も不定期だったりまとめて書いたりしながらボチボチ続けているブログです。

引っかかる・・・

保育園には感謝している。

 

日々の保育で、親が不在時にも息子氏の命を守り育ててくれていると

いうことが何よりも有難いし、

国旗やら数字やら、そんなことを覚えられるのか、という発見を

親に与えてくれたり。

 

 

・・・でも、引っかかる。

 

実は妻が妊娠中で、今月から有休+産休で、仕事を休んでいる。

私が住んでいる自治体では、妊娠中から産後2か月末まで、保育は標準時間で行える。

そのようにHPにも記載されていた。

 

ただ、妻が仕事を休んでいることを知った保育園から、

「母が仕事を休んでいるなら、早く迎えに来て」というプレッシャーがすごい。

 

いつも言われるのは、「お仕事が休みの時は、17時までにお迎えに来てもらうよう、

皆さんにご協力いただいています」というセリフ。

(うちはいつも、18時まで保育の標準時間として預けていた)

 

皆さんにご協力いただいていますっていうのって、同調圧力とか、

協力しないならみんなと違うよ、とこちらに罪悪感を芽生えさせるような

そんなセリフに感じてしまう。

 

 

正直、保育園も、報道にも出るように、慢性的に人手が少ないし、

できるだけ早く子どもが帰ってくれたほうが、助かるのは分かる。

 

ただ、妊娠中の体調なんて人それぞれで、妻が迎えに来れるこれないは、

できたらするけど、難しいのは難しい。

 

うちは、妻の職場の近くの保育園にしたので、送迎は妻が行っていた。

ただ、保育園に行くまでに、バスに乗ったり、坂道を歩いたりしないといけない。

道路で息子氏が飛びなさないか、飛びだしたら妊娠中の自分がちゃんと

守れるのか考えながらの送迎は、自他ともに認める小心者の妻は、かなり疲弊する。

体力も、妊娠でおなかの中の子にもっていかれているので、間違いなく落ちている。

 

妻ができるときはするが、私が18時までに迎えに行けるときは、

私が迎えに行くようにしていたし、保育園の先生にも、そのように説明していた。

 

ただ、みんなそうしている、とフロアの主任さんからも言われるようになった。

さらに主任さんがそのようにいう理由も引っ掛かる。

 

「下の子が生まれたら、上の子は寂しい思いをする、

上の子とお母さんがゆっくりできるのは今だけ」というのが一つ。

 

・・・いやいや、勝手に決めんなよ!? 

妊娠中の母親が、毎日の送迎で疲弊して、ゆっくり息子氏とできるか?

それなら母親が少しでもゆっくりしている間に、父親がお迎えに行って、

疲弊していない母親と関われたほうがよくないか?

 

・・・みたいなことを、もっとマイルドに伝えた。

 

すると主任さんは、これは個人的に完全アウト発言だが、

「保育料も払ってないんだから」と言われた。

 

 

・・・2019年10月からの幼児教育・保育が無償化。

おかげで、幼稚園、保育所認定こども園などを利用する3歳から5歳児クラスの子供たち、 住民税非課税世帯の0歳から2歳児クラスまでの子供たちの利用料が無料になった。

www8.cao.go.jp

 

息子氏は、この恩恵を受けて、現在は保育料を支払わずに済んでいる。

子育て支援の制度として、親にとって有難いことは間違いない。

 

ただ、それって、迎えに来る来ないは関係ないよね?

お国が決めた制度に従っているだけだし、保育園にとやかく言われることではない。

さらにそれを盾にして保育園側の主張を通そうとするのも、おかしい。

 

大人げないながら、ついイラっとして、

「あなたに言われることではないし、そこが不満なら、

なんならお支払いいたしますがどうしたらいいですか?」と伝えたら、黙った。

 

 

・・・なんだろう、親の罪悪感を刺激して、早く迎えに来させようとする感じ。

 

ネットで悪口みたいなことはしたくはないが、今回については、

保育園にも直接伝えつつ、とはいえ、感情のままにいうことでもないので、

自分の気持ちを落ち着けるためにも、ここで文章化させてもらいました。

 

でもやっぱり、引っかかる・・。