息子氏がいう言葉は、時に、まるで暗号のように解読が必要となる。
ある日、「はくま!」と言いながら父の私の足元に寄ってきた。
・・・?
抱っこをしてほしいわけではない。
それならこっちを向きながら手を伸ばしながら「抱っこ」と言える。
しばらく考えて、「肩車してほしいの?」と聞くと、
「ん」と答えた。
ちなみに「ん」は「うん」の意味であり、つまりはYesの意味。
・・・つまり息子氏は、
「はくま!」(肩車してよ、とーちゃん)と足元に近づいてきて、
父に「肩車してほしいの?」と聞かれ、
「ん」(うん、その通り、早くしておくんなせー)と返答した。
頭の中を、若者言葉を紹介するバラエティ番組で
「最近の息子氏(若者)言葉は、こんな言葉があるんです」
「え~そりゃわかんないなぁ」的なやり取りがめぐる。
どこぞの若者もびっくりの略しっぷり。
そんな息子氏の日本語が、乱れずに徐々に整えていけるかどうか。
乞うご期待である。