私のことを息子氏は「パパ」とよんでくれるようになった。
一方で妻は、「ママ」と呼ばれるのがなんともこそばゆすぎて嫌らしく、
自分のことを最初から「お母さん」と呼ばせようとしていた。
・・・子どもの言語発達の観点から明らかだが、「パパ」「ママ」は
赤ちゃんでも発音しやすい「pa」や「ma」が2つ続いているだけので、
息子氏からすれば早くから呼びやすい。
一方で、「お母さん」は「o-ka-sa-n」と、息子氏からするとかなりレベルが高い発声。
・・・結果として、関わっている時間は妻のほうが長くとも、
「パパ」のほうを息子氏は先に学習した。
嬉しい反面、自分のこと(=パパ)ばかり呼んで、
妻のこと(=お母さん)を全く呼ばない息子氏について、
私が妻に気を遣う羽目になった。
・・・しかし最近ようやく、「たーたん」という
「お母さん」に近い発声をするようになり、そこに妻が返事を重ね、
息子氏は、妻を「たーたん」と認識し、呼ぶようになった。
その過程で、妻は私を「パパ―」と呼び、私は妻を「たーたん」と呼んで返事をする、ということを繰り返していました。
息子氏はすでに、保育園のおかげで、”名前を呼ばれると手を挙げて返事をする”ということができるようになっていたので、その流れに乗っかった感じ。
つまり、
① 妻「パパー」⇒私「はーい」、
② 私「たーたんー」⇒妻「はーい」、
③ 私or妻「息子氏ー」⇒息子氏「はーい」
⇒ 私&妻「じょうず~(パチパチ)」
という言葉のキャッチボールで、家族仲良く遊んでいました。
息子氏が、他のことに気を奪われていると、私や妻から息子氏への呼びかけが
完全スルーされたりもしますが、それはそれでご愛敬。
結果よければすべてよし!