元・育休パパが子育て支援とか考えつつ日々を記すblog

児童福祉施設の相談員として子育て支援・家庭支援に携わるようになったものの、第一子誕生を機に、自分自身の子育て・家庭が疎かになることへの危機感を抱き、子育てしつつ足元を見つめ直す必要を感じ、一年間+αの育児休業を取得 ⇒ 周囲の多大なる協力もあり、無事に育児休業を終えて職場復帰 ⇒ 3年後の第二子誕生時にも2か月の育休 ⇒ 時短勤務継続中。そんな人が第一子育児休業開始時から書き始めて、その後も不定期だったりまとめて書いたりしながらボチボチ続けているブログです。

断乳への決意

なんとなく保育園までに断乳をしないといけない、と思ってはいるものの、

いつから始めるか、ということについて決意できないでいた我が家。

 

 

なんといったって、息子氏対策として、

最強の座に君臨し続ける「おっぱい」への甘えを断つのは、

息子氏にとっても、そして親にとっても容易な事ではない。

 

 

妻とは何度も話し合いを重ねつつも、

日常を大きく崩すことになりかねない事態でもあり、

息子氏の荒れを想像し、そこに対する対策の少なさを考えると、

いつから、というのが決意できないでいた。

 

 

・・・決意するのは、大人の役目であることもわかっている。

ただ、決意には、いろんな意味で「痛み」が伴う。

 

その痛みを避けて先延ばししたくなる気持ちも、

人間ならば自然なことだったりする。

 

 

 

・・・そんな我が家は、妻に現れたある変化により、

断乳を決意せざるを得ない事態に陥った。

 

息子氏に授乳することが「痛い」という変化、である。

 

離乳食も完了期となっている息子氏は、

妻から摂取する栄養は、ほとんど必要なくなっている。

 

しかし授乳の回数に応じて、妻の身体は母乳を作り続ける。

その結果、母乳は溜まりがちになり、

乳腺炎を起こし、授乳が「痛い」ことになった。

 

 

決意に伴う「痛み」よりも、身体的な「痛み」のほうが

直接的でパワーがある。

 

・・・少なくとも我が家ではそうだった。

 

 

断乳は、やってしまえばすぐだったりもするかもしれないが、

各家庭の状況や心情やら、やむを得ない事情も含めて考え、

あくまで当事者が決断するのがいいように思う。

 

決断に伴う「痛み」も、結局のところは当事者のものでしかないし。

 

そんなことをふと考えた。