前回はハイハイ目前かのようにずり這いをしていることを書いた。
ある日の息子氏は、母親の眼鏡ケースを、手で弾いて、それを追いかけてずり這いをして、
また手で弾いて、また追いかけて、ということを繰り返していた。
息子氏、0歳児にして、自主トレをしている・・。
また別のとき、胴体を地面から離して四つん這いになって、弾みをつけるように体全体を前後に揺らしてみて、手を前に出そうとして、崩れおちてしまっている。
息子氏、さては努力の天さ・・(ry
・・とは言いながらも、まだ、機嫌が悪くなればすぐ抱っこをせがむ息子氏。
抱っこしたら泣き止んで、置いたらまた泣き出して。
動けるくせに、抱っこしてほしい時は、あおむけになって泣き続ける。
何なら、機嫌よく遊んでいたくせに、ふと顔を上げたときに親を見つけると、
「おいら寂しかったでやんす~」と言わんばかりに泣き出す始末。
基本的には、そんな甘ったれ坊主に、ただただ屈している大人二人。
そしてどんどん自主トレしてもらいたいような、もう少しこのままでいてほしいような、複雑な思いの、大人二人。