元・育休パパが子育て支援とか考えつつ日々を記すblog

児童福祉施設の相談員として子育て支援・家庭支援に携わるようになったものの、第一子誕生を機に、自分自身の子育て・家庭が疎かになることへの危機感を抱き、子育てしつつ足元を見つめ直す必要を感じ、一年間+αの育児休業を取得 ⇒ 周囲の多大なる協力もあり、無事に育児休業を終えて職場復帰 ⇒ 3年後の第二子誕生時にも2か月の育休 ⇒ 時短勤務継続中。そんな人が第一子育児休業開始時から書き始めて、その後も不定期だったりまとめて書いたりしながらボチボチ続けているブログです。

ひいばあちゃん

 

この日曜に、息子氏をひいばあちゃんにファーストコンタクトしてきた。

 

息子氏からしたらひいばあちゃん。

からしたら、単に、おばあちゃん。

 

私の父方祖母も母方祖母も、90を超えているがなんとか存命。

(祖父はどちらも数十年前に亡くなっている)

 

・・「なんとか」というのには理由がある。

 

母方祖母は数年前に余命半年の宣告を受け、入退院を繰り返している状態だった。

なんとか余命宣告はスルーできたものの、数日前にも状態が悪化して再入院となったばかり。

認知症も進行してきているようで、ここ最近は人の顔もだいぶ忘れてきているようだった。

 

父方祖母の方は、認知症がかなり進行して、10年以上、グループホームに入っている。

もちろん私の顔も、入居のときくらいには忘れていた。

 

でも、からしたら、幼少期、帰省したときに可愛がってもらった記憶がちゃんと残っている、大切な二人のお祖母ちゃん。

 

 

息子氏が生まれて、お祖母ちゃんたちには是非、会ってもらいたいと思っていた。

 

 

・・でも、お祖母ちゃんたちに会うためには、高速で二時間以上かけて出かける、ちょいとした小旅行が必要。

 

息子氏の成長と、私たち夫婦側の諸々の準備が(心の準備も)必要。

 

正直なところ、残り時間がどれだけあるのかわからない、もしかしたら間に合わないかもしれない。

 

・・そんな縁起でもない思いが、息子氏の子育てをしながら、どこかで引っかかったように、ずっとあった。

 

 

そしてようやく!この日曜にファーストコンタクトが実現した。

 

赤ちゃんパワーって、本当にすごい。

 

 

息子氏を見るやいなや、お祖母ちゃんは自然と笑顔になった。

 

赤ちゃん=可愛い → 笑顔、っていうのは本能的にあるんやろなって思う。

 

 

 

・・・その昔は、自分に向けられていた笑顔。

 

自分のことは忘れられていても、その笑顔がまた見れて、本当に良かった。

 

お祖母ちゃん孝行もできて、良かった。

 

 

それもこれも、息子氏がこの世に生まれてきてくれたおかげ。

 

感謝、感謝。