元・育休パパが子育て支援とか考えつつ日々を記すblog

児童福祉施設の相談員として子育て支援・家庭支援に携わるようになったものの、第一子誕生を機に、自分自身の子育て・家庭が疎かになることへの危機感を抱き、子育てしつつ足元を見つめ直す必要を感じ、一年間+αの育児休業を取得 ⇒ 周囲の多大なる協力もあり、無事に育児休業を終えて職場復帰 ⇒ 3年後の第二子誕生時にも2か月の育休 ⇒ 時短勤務継続中。そんな人が第一子育児休業開始時から書き始めて、その後も不定期だったりまとめて書いたりしながらボチボチ続けているブログです。

鬼滅の刃から「平凡な日常の尊さ」に思いを馳せた正月

・・今年初投稿ですが、昨年の緊急事態宣言の最中に大好きだった祖母を亡くしたので年賀の挨拶はなしで。


年末年始は久しぶりに結構しっかり連休をとったものの、どこにいくでもなく、リモート呑みとリモート帰省を少ししたくらいで、家族とゆっくり過ごすことにしました。

 

この間、「鬼滅の刃」を徹夜で一気読み(初見)したせいか、割とマジメに、ただただ平凡な1日があることに心から感謝しています。


 

 

永遠のように感じられて、でも決して永遠でない。

 

必ずいつか過ぎ去り、思い出になる。

 

 

 

平穏なようで、実際には、薄氷のように、

 

ふとした不条理が起きればなくなってしまう。

 

 

 

なんてことのない「日常」がそこにある。

 

 

 

 

いつもの人と、いつものように、過ごせること。

 

それって決して、当たり前じゃない。

 

 

きっと、失ってはじめてわかる、宝物。

 

失ったときに必ず後悔する、宝物。

 

 

ただ、自分にとって大事な人と、心から笑い合ったり、ただ日常をともにした思い出。

 

その思い出だけで、人は人として生きていける。

 

 

そんな気がした。

 

 

・・うん、我ながら、非常にわかりやすく影響をうけている。

 

 

 

兎にも角にも、不条理に命を脅かされることもあるこの世の中で、

個々の物語を大切に、人間として大事なことを見失わずに生きたいものです。

 

 

 

 

今年もよろしくお願いします。

3度目のクリスマスも受難な息子氏

 

2度目のクリスマスは、口内炎がひどく、真っ赤なお鼻ならぬ、

真っ赤なお口の息子氏くんでした。

 

3度目のクリスマスは、熱もないし、口内炎含めて体調も悪くないし、

仕事の都合で一日早く12/23にParty Night!をすることにしよう。

 

 

・・・と思ったら、Party Nightの当日、

息子氏、まさかのギャン泣き。

 

 

反応を見ていると、両親が被っているサンタの赤い帽子が怖いらしい。

 

↓こういうやつ

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両親が帽子を脱いだら、泣き止む。

・・・間違いない。

 

 

 

なんでサンタの帽子が??と思いを馳せる両親の脳裏に、

昨年の節分以降、あまりにも息子氏が寝ないときに

使っていた「赤い鬼のお面」が浮かぶ。

 

 

 

・・・これ、有名な「アルバート坊や」の心理学実験を同じことが起きているかも。

 

白いネズミを怖いと大きな音を条件づけて、子どもに恐怖を感じさせたら、

サンタの白い髭まで怖くなっちゃったやつ。

 

現代では、倫理的に完全にアウトなやつ。

(参考までに解説ページ:発達心理学でもっとも有名な実験:アルバート坊や| 同志社大学 赤ちゃん学研究センター

 

 

 

 

・・・

 

 

 

 

いや、大丈夫だ。

 

息子氏は、ショートケーキに乗った「真っ赤なイチゴ」を食べている。

 

 

・・・念のため、12/25の朝には、プレゼントの上に赤いサンタの帽子を置いておいて、再学習してもらおうかな。

 

 

それでもう大丈夫、なはず(ドキドキ)。

 

 

 

 

わーるどわいど

 

ある日、保育園から帰った息子氏が

「ざんびあ あんごぁ にじぇーる」と言い出した。

 

この感じ・・急に「三角形・長方形・正方形」と言い出したときと同じく、

保育園の教育の賜物っぽい。

 

 

 

確認してみると、最近は国旗を見せているらしい。

・・・!!

 

ザンビア

ザンビア - Wikipedia

アンゴラ

upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/9/9d/Fla...

ニジェール

upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/f/f4/Fla...

 

 

・・・先生、チョイスが渋すぎっす。

 

 

 

「はくま」「ん」

 

息子氏がいう言葉は、時に、まるで暗号のように解読が必要となる。

 

 

ある日、「はくま!」と言いながら父の私の足元に寄ってきた。

 

・・・?

 

抱っこをしてほしいわけではない。

それならこっちを向きながら手を伸ばしながら「抱っこ」と言える。

 

 

しばらく考えて、「肩車してほしいの?」と聞くと、

「ん」と答えた。

 

ちなみに「ん」は「うん」の意味であり、つまりはYesの意味。

 

 

 

・・・つまり息子氏は、

「はくま!」(肩車してよ、とーちゃん)と足元に近づいてきて、

父に「肩車してほしいの?」と聞かれ、

「ん」(うん、その通り、早くしておくんなせー)と返答した。

 

 

 

頭の中を、若者言葉を紹介するバラエティ番組で

「最近の息子氏(若者)言葉は、こんな言葉があるんです」

「え~そりゃわかんないなぁ」的なやり取りがめぐる。

 

どこぞの若者もびっくりの略しっぷり。

 

そんな息子氏の日本語が、乱れずに徐々に整えていけるかどうか。

乞うご期待である。

 

 

 

 

七五三にも人手が必要

11月になってから、息子氏が数え年で三歳であり、

「今年、七五三やん!!」と気づく

 

いやーうっかり。

 

お宮参り以来の着物レンタル&写真撮影に挑むことにしつつ、

11月中はすでに予約でいっぱい。

 

そらそうか。

 

 

ということで、12月5日に遅ればせながらの七五三参り。

 

写真撮影でスタジオを撮ってから、近くの氏神さんのところにお参りに行く。

 

・・・という言葉にすれば一行だけのことが、実態はなかなか難しい。

 

 

 

そもそもが普段と違う一日の流れなので、息子氏にとってはなかなかのストレス。

 

 

いつもと違う体験なので色々とうろちょろしたかったり触りたかったり、

とにかく好奇心が爆発中の息子氏を何とかコントロールしつつ、

大人たちが望むポージングに誘導してそのタイミングを逃さず写す。

 

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(なんだかよくわからないままに一張羅を着せられ定位置に誘導されている息子氏 笑)

 

スタジオで写真を撮ってくれたお姉さん方の「神がかった撮影スキル」

(注:おもちゃや声のトーンなど工夫を尽くして、息子氏の気を引いたり笑わせたりして望ましい場所とポーズかつ笑顔の写真を撮るスキル。いやまじでプロはすごい)

をもってしても、後半では息子氏の集中切れによりぐずりはじめる。

 

 

 

一度ぐずりはじめると、その後の参拝にも影響。

 

写真撮影だけして帰ろうと思いつつ、息子氏がなかなか思うように動いてくれない。

あちこち行きたがったりしたかと思えばすぐ抱っこをせがむ息子氏。

一張羅に泥がつくことをビビる両親。

 

・・・そういえば、お宮参りとか七五三って、昔は祖父母とか親族と一緒にしていた行事ごとやから、人手がいたんよね。

 

子供の面倒見たり機嫌を取ったり、写真をとったり、まだまだ新米パパママな夫婦でうまく回すのには難しさがある。

 

おもわず夫婦で、次からは写真だけで、お参りにはなしにしようかね・・

と話し合いつつ帰路に着いたのであった。

 

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(なんか馬子にも衣装感がすごい・・)

野菜を食べるといいことがある

これまで、息子氏用の食事では、野菜を細かく刻んで、

タンパク質に目がいきやすく、かつ栄養バランスがいい食事を

作るようにして、なんとか食べてもらってきた。

 

ただいい加減、分けてご飯を作るのも手間だし、しつけの一環としても、

野菜を見て拒むのではなく、食べられるようにしていく必要性を感じていた。

 

 

そこで、実はこれまでも参考にしていた書籍から知恵を拝借する。

それが「世界に1つだけの子育ての教科書」(著:奥田健次)である。

(画像はAmazonより)

 

知る人ぞ知る、臨床家・行動分析家の名著である。

 

 

背景にある理論は応用行動分析というやつで、

その中でもプレマックの原理、スモールステップの原理に基づく方法なのだが、

要は、好きな食べ物と嫌いな食べ物を一緒に出すのではなく、

嫌いな食べ物を少しでも食べてから、好きな食べ物を出す、ということ。 

 

 

どうしてもこれまでと違う出し方なので、息子氏、荒れる、荒れる。

 

とはいえ、これも「消去バースト」という言葉で説明できる。

 

しばらくは仕方がない。ここで親が折れないのが大事。

 

 

はてさて、いつ頃、定着するかな。

 

 

 

トトロを踊る息子氏を見ながら、次に向かうことにする

息子氏は、名作「となりのトトロ」がお気に入り。

我が家の2020年カレンダーにも選出された

 

 

録画した映画を何度か流していると、

「♪となりのトットロー、トットーロー」とそらで歌いながら踊れるようになった。

 

踊りといっても、息子氏なりの縦ノリとツイストが交じり合った、

息子氏オリジナルのやつ。

 

 

・・・私たち夫婦は、少し複雑な感情で、そんな息子氏を見ている。

 

 

 

以前にも紹介した「トツキトオカ」というアプリでは、アプリ内で育つ子どもにニックネームを付けられるのだが、

そこで私たちは、2回目の妊娠時に「ととろ」というニックネームをつけていた。

 

つけてしまっていた、と言うべきか。

 

2回目の導入が密かに終えてからもう2ヶ月ほどたつが、

未だに「ととろ」とワードを聞くと、こみ上げる思いがある。

 

 

とはいえ、我が家の2020年カレンダーにはずっとトトロがいるわけで。

目の前には踊りまくる息子氏がいるわけで。

 

 

・・・2020年で一区切りをつけて「You、踊っちゃいなよ」と言われている気がする。

 

 

いや、完全に妄想ですが。

 

 

 

とはいえ、妻の身体のことも考え、そろそろ次に向かうことにするかな、

なんてふと思ったりしたり。