元・育休パパが子育て支援とか考えつつ日々を記すblog

児童福祉施設の相談員として子育て支援・家庭支援に携わるようになったものの、第一子誕生を機に、自分自身の子育て・家庭が疎かになることへの危機感を抱き、子育てしつつ足元を見つめ直す必要を感じ、一年間+αの育児休業を取得 ⇒ 周囲の多大なる協力もあり、無事に育児休業を終えて職場復帰 ⇒ 3年後の第二子誕生時にも2か月の育休 ⇒ 時短勤務継続中。そんな人が第一子育児休業開始時から書き始めて、その後も不定期だったりまとめて書いたりしながらボチボチ続けているブログです。

家購入時における息子氏の役割

 

家族の未来を考える中で、遅かれ早かれ、今住んでるアパートから戸建てに引っ越そうという話を夫婦でするようになっていた

 

 

今のアパートは交通アクセスがよく、生活施設も充実していて便利な場所にある。

 

ただ、息子氏の部屋を用意してあげたいとか、息子氏の声や動きが大きくなるにしたがって、お隣さんや下の階の住人さんに気を遣うなぁとか考えるようになった。

まぁ、いつかは戸建てを・・というやや古いかもな考えもあったりする。

 

 

ただ実際に物件条件や予算をふまえて探してみると、今のアパートの近くではそもそも新築は土地も物件もない。

実際に物件見学もいくつかしたが、たまたま、今のアパートの近くに、希望条件にかなり近い中古物件があり、そこに決めることにした。

 

 

幸い、リフォームをしたばかりなのに事情があって引越しをすることになったらしく、外見はキレイ。

 

しかし、築年数が一定経っているので、家の基盤や目に見えないところが購入側としては心配だった。

その点について、仲介業者と話し合い、住宅診断(ホームインスペクション)をすることにした。

 

ただ契約時期や色々な事を考えると、売り主さんが居住中に住宅診断を行う必要性があった。

 

 

 

住宅診断当日、初めて会う売主さんと、業者さん、あとこちらの家族3人が数時間ほど時間を共にすることになった。

 

・・・こちらの希望で住宅診断をしていることもあり、かなり気を遣う。

 

 

 

ただそこで、息子氏が、とても大事な役割を果たしてくれた。

 

愛嬌たっぷりの息子氏が、子育てを終えた女性の売り主さんの心をわしづかみにしてくれて、初めて同士で緊張感のある場が、穏やかな場に一転。 

 

 ひいばあちゃんに初めて息子氏を会わせたときにも思ったが、

「赤ちゃん=可愛い → 笑顔」というのは、女性の本能としてあるのではないかと思う。

 

 

いい仕事をしてくれてありがとう、息子氏。

 

住宅診断の結果も、大きな異状はなかったので、よかったよかった。

 

新居でもよろしく、息子氏。

 

息子氏、初めての誤飲

少し前から、息子氏は、大人のものに近い、固形のうんちをしっかりするようになった。

 

そんなある日、息子氏の便から、絆創膏が出てきた。

 

 

 

・・・数日前、妻が包丁で指を少し切ってしまい、指に巻き付けていた絆創膏を落としてしまっていたことがあり、落としたのに気づいてすぐ、部屋のあちこち探したが結局出てこなかった。

 

「息子氏が食べていたら嫌だね~」「まぁ電池とかと違って死にはしないやろけど・・」なんて話し合っていたら案の定。

 

無事に出てきたからよかったけど。

 

そういえば義理のお兄さんのお子さんは、一時期、遊んでいた紙の切れ端がよく便から出てきたと言っていた。

 

 

 

今回も、絆創膏を落としてものの数分で探し始めたのに、その間に息子氏は食べていたのだから、本当に誤飲には気をつけなくちゃな、と改めて思った。

 

一人で立っちができた!?

 

1ヶ月ほど前からつかまり立ちをマスターし、ベビーゲートをつたい歩きをしたり 

テーブルの上のランチョンマットをまさぐるようになっていた息子氏。

 

 

・・・そしてまた、息子氏の成長が新たなステージ、「ひとり立っち」に移ってきた。

 

 

といっても、数秒ほどベビーゲートから手を離して、プルプルして立って、

尻もちをポヨンとして終わるだけだけど。

 

 

そういえば、少し前はつかまり立ちしているときに腰が後ろに出て、おじいちゃん・おばあちゃんみたいな立ち方に近かったが、今は二足歩行のそれに近くなっている。

 

 

1ヶ月ほど前に付けていた背中のハチさんも、つかまり立ちが安定してきたのでいつの間にか付けなくなっていた。

 

ひとりの立っちが多くなってきたら、また背負わせた方がいいかもなぁ。

 

 

 

・・・息子氏の成長が新たなステージに移ると、ヒヤヒヤすることも多いけど、やっぱりワクワクもしてしまう。

 

母が守るもの

 

妻と、ちょっと喧嘩したことへの反省の覚書。

 

 

きっかけは、息子氏の離乳食の温度。

 

私が電子レンジでチンした離乳食(おかゆ)を、しばらく置いて冷まして息子氏にあげた。

一応、熱すぎないか指で触って確かめた上であげたのだが、息子氏がハフハフしていた。

 

それを見た妻から「いつも温めすぎ!そんな温めなくていいねん!」と注意された。

 

 

・・確かに、いつも妻より私のほうが、離乳食の温め時間が長めだったりもする。

 

 

そこには私なり主張がある。

・自分としては、しっかり温めて殺菌とかもしたうえであげたい

・高温にはしているがしっかり冷まして、息子氏が大丈夫なようにしてあげている

・そもそも100%の安全のためにと言ったら、冷たいものしかあげられない。

 

対しての妻の主張としては、

・いちいち殺菌しなくても大丈夫。それより火傷が心配

・赤ちゃんは大人よりももっと熱さに弱いのだから危険なことはやめて

・私は息子氏の安全のために必要なことを言っているのだから、そこは問答無用で聞いてほしい 

というもの。

 

そしてどうも妻の最後の主張が、 夫婦の対話というか、話し合いを放棄しているような感じで、私はカチンときがち。

 

  

だから今回注意されたことも、私は「ちゃんと冷ましたし指でもこうやって確かめたし、大丈夫やって!」と反論

 

・・・しかしその時、再現のためにおかゆに刺した指が、結構な高温を感知。 

 

おそらく、おかゆという特性上、温度にムラがあり、熱いところが残っており、息子氏にもその部分をあげてしまっていたようだ。

 

ただ、すでに言い合いになっているので、その場で言い出せず。

 

一段落してクールダウンした後で、妻には謝った。

 

 

 

 

・・・安全の基準は人それぞれとはいえ、おそらく母という生き物のほうが、父という生き物より、子どもの安全に関してはセンシティブになりがちだと思う。

 

オキシトシンとかのホルモンとかも関係して、そこに夫が「大丈夫やって~」と軽々しく言うことは、育児に非協力的な他者とみなされて、攻撃性を向けられやすい。

 

そして私も実際そうだったが、自分なりに思いをもってやっていることに注意を受けると、自分の判断自体を否定されたような気になり、プライドを守るためにさらに言い返す、みたいなことになりがち。

 

 

 

・・・チームとして育児をする上で、「対話」が必要不可欠なことであるという私の主張は変わらないし、 衝突しないことを何より優先すべきだとも思わない。

自分にとって大切なものを守るためには衝突も覚悟で主張することも大事だと思っている。

 

 

・・・ただ今回、私が守ろうとしたのは、子どもの安全ではなく、自分のプライドだった。

 

そして間違いなく、父親のつまらないプライドよりは、子どもの安全のほうが大切。

 

  

その場で大切に思って守ろうとしていることが何なのか、きちんと自覚して、見誤らないようにしようと、反省した。

 

 

 

 

あとは、対話できる余裕を常日頃から大切にすること。

 

ある意味それが一番大事かもしれない。

 

 

ランチョンマットは立っちと相性が悪い

 

我が家は息子氏が爆誕するにあたり、こたつを片付けた。

 

熱がこもるとか、布団をすぐ汚すだろうとか、こたつの上を触るようになったら危ないとか考えてのこと。

 

あわせて、妊婦だったときの妻の立ったり座ったりの大変さも加味して、

テーブルと椅子のセットを新たに購入していた。

 

テーブルは買ったばかりだったのであまり傷つけたくないという思いもあり、

いわゆる「ランチョンマット」を夫婦それぞれの分と、いつか使うかなーと息子氏の分を購入していた。

いうても100均ですが。

 

 

・・・そこへ、1ヶ月ほど前からつかまり立ちをマスターしている息子氏が掛け合わせった結果、ランチョンマットと立っちの相性の悪さが浮き彫りになった。

 

 

かまり立ちをマスターしている息子氏は、ベビーゲートから出るとテーブルにつかまり立ちをする。

新たな物への好奇心が旺盛な息子氏は、見えもしないテーブルの上を、何かないかと手さぐりでまさぐる。

その手がランチョンマットにかかると、当然、その上にあるすべての食器が、息子氏の支配下になる。

 

 

・・・ちょうどつかまり立ちし始めの、善悪もよく分からずただ好奇心ゆえの行動は、本当に危険。

 

 

 

危険を回避したつもりが、また新たな危険を生むことはある。

 

もちろん、すべての危険を回避することは不可能。

 

息子氏には、ある程度は自分で経験しながら危険を察知できるようになってくれたら、とも思う。

 

しかし何より、致命的な危害が息子氏に及ばないように、親側の危険察知スキルも、徐々にでも着実に育まねばと思ったりした。

 

 

息子氏、初めてのお泊まり

育休中にやりたかったことの一つ、温泉旅行。

 

共働きでもなかなか旅行に行けないけど、育児休業が明けたら余計、ゆっくり旅行なんてのも難しそうだからなーとの思いから。

 

片道数時間くらいでいけるとこを探していたら、鳥羽に赤ちゃんオッケーな宿があったので、二ヶ月前に予約していた。

  

宿の検索条件として、最優先項目としたのは、部屋に露天風呂がついてるとこ。

・・・やっぱ大浴場は息子氏の排便やギャン泣きのリスクがあるので。

 

 

値段はそこそこしたけど、「想い出はプライスレス」という魔法の言葉を都合よく使うことにした。

 

決めた宿の部屋付き露天風呂は、さすがに温泉ではなかったけど、温泉は赤子の肌には強すぎたりもするみたいやし、交代でゆっくり大浴場の温泉に入る楽しみもできるし、ということで許容しました。

 

一日目 

初日は何よりゆっくりとすることを優先に、宿に着いて、お風呂に入って、ご飯食べて寝るだけの予定。

ご飯を作らなくていいって最高。

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・・だったはずなのだが、いつもと違う環境だからか、息子氏、普段なら寝るはずの時間になっても、まぁ寝ない、寝ない。

 

なんか変に興奮して大声出したりもしている。

 

酔っぱらいみたいにあちこちフラフラして、明らかに眠そうなったりもするのに、寝ない。

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付き合いきれなくなった両親は、その間、交代で大浴場でゆっくりする。

 

結果、息子氏は、普段から数時間遅く寝る。

生活リズムが崩れなければいいけど・・

 

二日目

 

朝風呂にそれぞれ入り、景色を堪能しつつ、息子氏にも景色を堪能してもらう。

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チェックアウトし、鳥羽水族館へ。

 

昨日の息子氏の影響で夫婦ともに眠い眠い。

 

移動中に昼寝をはじめた息子氏とともに、鳥羽水族館の駐車場で、夫婦そろって車のなかで小一時間の仮眠をとり、しっかり充電してからいざ水族館へ。

 

いやー、息子氏in水族館が写真映えして仕方ない。

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帰り際に眠くてぐずるまで、息子氏はいろいろなところで興味を惹かれまくりで、両親もそれに大満足。

 

大きくなったら間違いなく忘れているだろうけど、ざっと数えても数百枚ほどの写真が、息子氏が楽しんでいた証拠に、きっとなる。

 

初めてのお泊りに対して、両親のほうが実はドキドキしていたけど、それ以上の思い出ができたので、めでたしめでたしな旅行でした。

 

 

 

追記: お土産について

 

職場へのお土産は迷ったけど、買わなかった。

 

育児休業で休むなら休むで育児に専念しとけよ」とか、

「いいねぇ旅行に行けて・・こっちは大変だったのに」とか、

言われてもいないのに、なんかそんな風に思われそうだと勝手に妄想しているうちに

買うタイミングを逃して帰路についてしまった。

 

まぁこのBlogは、職場の人も何人か見てくれているので、旅行に行ったこと自体はばれるのだが。

「いいなぁ、せめてお土産でおすそわけしてよ~」 という人がいたら、ごめんなさい。

 

実際にこれらのことを思う人がどれくらいいるのかどうかわからないが、少なくとも間違いなく、自意識過剰な自分がここにいる。

これらの台詞は、ほかでもない自分の心の内面からでているもの。

・・・わざわざ追記でこんなことを書いている自分自身のことも、嫌になったり、呆れたり。

 

ある意味で、男性の長期間の育児休業という「普通ではない」育児休業をとっていることに、何となく、後ろめたさというか、自分自身を縛っている考えがあることを自覚した旅行でもあったりもしました。

 

いつか後輩や部下ができて育児休業をとる人がいたら

「今しか行けないようなとこや旅行にはバンバン行ってかまわんしな!

その代わりお土産だけちょうだい!」って笑って冗談を言ってやりたい。

 

「おかあさんといっしょ」の威力・魅力

 

我が家で息子氏のお風呂は、平日は私が夜間の学校に行くという兼ね合いもあり、だいたい16時くらいからになることが多い。

 

息子氏は色々と活動的になってきた分、なかなかじっとして着替えをさせてくれない。

 

 

そのときに大活躍するのが「おかあさんといっしょ」。

 

ベビーゲートに手をかけてつかまり立ちをさせ、「おかあさんといっしょ」を見させておくと、息子氏は興味深げにじっと見る。

そしてその間にオムツやパジャマをパッと着させてしまうことが可能になる。

 

 

こんな感じ↓

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時間が少しずれても録画が簡単にできるご時世なので、超・助かる。

 

 

特に息子氏がお気にいりなのが、リサお姉さんの「パント」。

 

パントマイムをリサお姉さんと子どもがするコーナーなのだが、画面にリサお姉さんが映るだけで、もうあまりにもはっきりと明確に、にやけている。

 

あと、番組の最後にある、よしひさお兄さんの「ブンバボン体操」。

これは、子どもたちがいっぱいいるのが楽しいみたいで、息子氏なりに体を上下に揺らしたりして、踊ろうとしているような感じがあり、これまた笑って見ている。

最初観たときには、正直わけのわからない歌詞のなにがいいのかわからないが、息子氏の反応を見ていると、ブンバボン体操の威力は認めざるを得ない。

 

 

きかんしゃトーマスも捨てがたいが、リアルな人間にはかなわないようだ。

 

  

「いないいないばぁ」もよく見るが、リサお姉さんの魅力・ブンバボン体操の威力にはかなわないようだ。

 

みいつけた!もおかあさんのいっしょの続きで良く見るが、まだ息子氏としては先鋭的すぎるようだ。

 

 

 

 

息子氏にとってはまだ、中身や話していることはよくわからないとは思うのだが、

そういったわけのわからない乳児をも惹きつける魅力・威力が、

おかあさんといっしょ」にはあるとしか言えない。

 

 

 

 

Eテレさん、本当に、お世話になっています。